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『 お待たせ〜!!』
そう言って差し出されたのは
頼んだはずのない、コーヒー
「 … え、なんで、これ頼んでないよ?」
『 いや、ほんまはAの好きなんこれやろ?』
すべて見透かしたように微笑む彼。
『 バレてへんと思ってた?
知ってるよ、苺嫌いなことも
コーヒーが大好きなことも。
ええやん、同じもの好きじゃなくたって。』
「 …うっ、なんで。」
『 そりゃあ、Aのこと好きやもん。
よう見てたらわかるわ、
苦手そうにいちごオレ飲むのも、
コーヒー飲むときの顔が変わることもな、っ?』
なんだ、全部ばればれじゃん。
『 俺もAの好きなもん
好きになりたいおもて
コーヒー飲むようになってんで?
じゃあ最近飲めるようなってん!!』
どや?って笑う彼。
ずるいなぁ、ほんと。
『 だっかっらっ!
ええやん、
なっ?
好きなもんちゃうくたって。
どーせAのことやから
俺に嫌われたくないとか思っとったんやろ?』
ああ、全部わかってるんだ章大には。
「 ほんとは、苺の美味しさなんてわかんないよ、
でも章大の好きなものだし、
苺嫌いな女子とか今時いないでしょ?!!
けど、章大には全部ばればれだね。」
『 お互い様、やね?』
そう言いながら
頭をくしゃくしゃってなでる彼。
『 好きなもんも、嫌いなもんも
ちゃうくてええよ。
違うからこそおもろいやん
違うからこそ知りたいって思うんやん。
おかげで俺もコーヒー飲むようなったんやし、
これからも共感できひんこと
いっぱいあるやろ。
でもその度に教えてや、
その度に反論するから、さ?』
ふふっ。反論って、彼らしいけど。
『 似てるとこと似てへんとこ、
これからたくさん知っていこなあ〜?』
最近コーヒー飲むようになった章大。
いちごオレの方が似合うけど、ね?
『 まあ、でも、
いちごオレを苦手そうに飲むAも
好き、やけどね?』
fin.
駄作ごめんなさい( i _ i )
評価、リクエストお待ちしております!
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y(プロフ) - *beNny*さん» ありがとうございます( i _ i )いつもbeNnyさんの妄想にもきゅんきゅんさせていただいております!たくさん更新していけるよう頑張りますので見守っていただけるとありがたいです!(笑) (2015年2月27日 14時) (レス) id: 1648aca08f (このIDを非表示/違反報告)
*beNny*(プロフ) - 凄くキュンキュンしました!更新待ってます♪ (2015年2月26日 18時) (レス) id: eb2c04f213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rin | 作成日時:2015年2月23日 22時