検索窓
今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:19,460 hit

___ 3 ページ20

.







張ってた気が切れて






昔毎日のように章大に送ってもらった






家までの帰り道を






昔と変わらず、






他愛のない話で笑いながら歩く。









ただひとつ変わったのは




繋がれていないお互いの手。









『 懐かしいなぁ、もう13年くらい前やっけ?』




「 もうそんなになるんだね、早いなぁ時間は。」




『 お前、それ昔っから言うてるやん。』




「 えぇ?そうだっけ?」









昔のこと、覚えてくれてるんだ。







この時間、止まればいいのに。









.






それでも家には着くわけで。









「 ありがとね。わざわざ送ってもらっちゃって。章大はまた戻るんでしょ?気をつけね。」









『 なあ、俺さ、今日Aに会いに来てん。




言いたいことあって。』









『 今日は、Aのこと






守れるようなった、って報告しにきた。








昔から俺の気持ちどこにもいってない




ずっとAに向いてんねん。』









彼がつむぐ言葉をひとつひとつ



頭の中で整理していく。









『 忘れたろ、思てんけどな。笑 』








『 Aぜんっぜん消えてくれやんねん。』








『 この13年間、ずっとAのこと、守れるようになるってゆう約束果たそ、って思ってた。』









そう言って繋がれた手。







ずっと足りなかったなにかが




ちゃんと揃った。









『 Aも、同じ気持ちなら嬉しいな、』








少し照れながら、俯きながら、


でもはっきりと。









『 Aのこと、好き、です。』









fin.









訳わかんなくてごめんなさい( i _ i )


評価して頂けるとありがたいです!


.

ホ ワ イ ト→←___ 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

y(プロフ) - *beNny*さん» ありがとうございます( i _ i )いつもbeNnyさんの妄想にもきゅんきゅんさせていただいております!たくさん更新していけるよう頑張りますので見守っていただけるとありがたいです!(笑) (2015年2月27日 14時) (レス) id: 1648aca08f (このIDを非表示/違反報告)
*beNny*(プロフ) - 凄くキュンキュンしました!更新待ってます♪ (2015年2月26日 18時) (レス) id: eb2c04f213 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:rin | 作成日時:2015年2月23日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。