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勝利side.
風磨 「なんか変なのいるんだけど。」
聡 「いつものことと言えばいつものことだけどね。」
2人が面倒くさそうな目を向ける相手は、
似合わない明るい鼻歌を歌う君。
目をつぶって、
少しだけ頭を左右に揺らしながら…
健人 「い、いいことでもあったの？」
あの優しい健人くんまでもが、
少し引き気味に君に話しかける。
ん？と首を傾げながら、君が鼻歌をやめる。
A 「知りたい？」
思いの外、君がふわりと可愛く微笑むから、
周りにいた俺ら5人は息を飲む。
やばい。
咄嗟にそう思って、
勝利 「知りたいわけないだろ、耳障りな鼻歌やめろって。」
俺がトゲのある言葉をぶつけて、
いつもみたいに怒った顔をさせようとすると
A 「優しくない男の子は嫌われるよ。」
なんて、君がまたふわりと笑う。
やめてよ。そんな顔…他のやつに見せたくない。
・
マリ 「Aっていつもそうしてたら可愛いね。」
みんなが思っていたことを、
思っていたけどなぜか言えなかったことをマリウスは簡単に口にする。
A 「へ？」
君が唐突なマリウスの発言に目を丸くする。
マリ 「ね？そう思うよねー？」
なんて、マリウスが語尾を俺に向かって言うから、
勝利 「べ、別にっ…」
別にそんなことない、って言おうとしたのに…
A 「あっ、もうこんな時間！もうやることないし、先に帰るね！」
俺の言葉なんて、
興味ないみたいに時計を見た君が生徒会室を飛び出していく。
バタンッ。
君がいなくなって静かな部屋に始まる沈黙。
聡 「べ、別に…可愛いとか思ってないんだからな！」
マリ 「べ、別に…いつも可愛いだからな！」
俺の言葉の先を予想した2人がほぼ同時に話し出す。
勝利 「…そんなこと1ミリも思ってない。」
目を背けて、2人にそう言い放つと、
風磨 「案外わかりやすいよね、佐藤くん。」
と、菊池くんが笑う。
クールに振舞っていたはずなのに…
君が絡むと、こんな風になってしまう。
健人 「いじられてるー(笑)」
みんなにいろんなことを言われながらも、
君の不自然な態度に少し違和感が募っていた。
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@佐藤勝利@ - 俺こんなに人気なんだね〜♪ 作者さん俺を恋愛小説に使ってくれてありがとう。俺これからもこの話の続き見たいので更新よろしくお願いします！ By勝利 (2020年12月9日 16時) (
レス) id: 78446ad809 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 続き気になります(*≧д≦)お忙しいと思いますが完結まで執筆して頂けると嬉しいです！楽しみにしています(o^^o) (2019年7月16日 19時) (レス) id: 84713c49a9 (このIDを非表示/違反報告)
ケンティーガール - 更新もうやらないですか？ 続きみたいです！ (2019年4月7日 11時) (レス) id: fc8b5bc6cc (このIDを非表示/違反報告)
茉冬(プロフ) - 更新してほしいです！ (2019年4月1日 8時) (レス) id: 816271b3a3 (このIDを非表示/違反報告)
みう - 更新して欲しいな！ (2019年3月23日 9時) (レス) id: 40cf893d3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：solar
| 作成日時：2014年3月24日 23時
