誘惑会。shori.s

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Aside




勝利 「すごいですねっ!!」



さっきからずっと隣で
このオーバーリアクション…



おばさん 「でしょ？それでこの前…」



どうしたらこんなにも
食堂のおばさんと会話が進むのでしょうか…




ずっと顔が見えなかった原因の前髪は
ピンで止められていて…

さっき、おばさんが渡してた。
「食べる時に邪魔だから」って。



愛想の良さがハンパない。



ずっとしゃべってたおばさんが隣の私に目を向けたと思うと、



おばさん 「あなた静かね。」


なんて、言う。
静かというか、二人の間に入れないだけです。


久しぶりに私を見た佐藤くんは
また悪魔のように微笑んで



勝利 「こいつ、食べるのに必死なんでw」



あらら、と笑うおばさん。

私のなにをわかっていると言うのか、
イライラを押さえてご飯を食べる。




・





・




勝利 「ごちそうさまでしたっ。」


爽やかな笑顔でおばさんに言う彼。


A 「ごちそうさまでした…」




席から立ち上がっても、
「これからよろしくお願いします」
なんて社交辞令を吐く彼。

私は一礼だけして、
彼の後ろを歩いていると




前の彼が振り返り、




・




・





勝利 「燃料補給出来ましたか？」



なんてまた笑う。




・




人をよくも車みたいな例えで…

言おうと思ったけど我慢

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