１１２話。私が ページ17
翌日
【家庭訪問】
相澤「雄英全体をもち、娘さんを立派なヒーローに育て上げるので、どうか今一度」
母「頭下げないでください先生、私書類が送られてきた時点で雄英に任せようって決めてたんですから」
相澤「…え？」
予想外の言葉に乾きやすい目を見開いた
母「ほら、夫も長い間家に帰って来ませんし、私も無個性で…
恥ずかしながらこの子を守れるような環境じゃないんです
だから
先生方にAを任せようって決めたんです」
相澤「…」
母「こちらからお願いさせてください
Aを、どうか立派なヒーローに育て上げてください」
よろしくおねがいします、と言い深く頭を下げた
A「おねがいします…。」
覇気のない声で言い、母に続いて頭を下げた
相澤「…分かりました
娘さんを無事、立派なヒーローに育て上げてみせます」
A「それじゃ先生、また学校で…」
相澤を車まで見送るため、外に出て挨拶をした
相澤「…お前…
なんかあったか？」
これまでのAの言動を見て不審に感じた相澤が尋ねた
A「え？！な、なんかって…！？」
明らかに動揺するAを見て相澤が口を開いた
相澤「いや、お前いつもより元気ないから…
……ヴィラン連合と何かあったのか？」
A「ぇ！？や、その……」
ヴィラン連合の一員に好意を持ってしまった
ヴィラン連合の一員が初恋の人であってと願い
大切なものを託してしまった
その後心の整理がつかぬままホークスの好意を受け入れてしまった
、
そこに
ホークスへの愛は無いというのに。
A「っ…」
相澤の問いになんとこたえれば良いのか分からず、黙りこんでしまった
相澤「…まあ無理に聞こうとは思ってない、お前も辛かっただろうしな」
ポン、とAの頭に手を乗せ
「あんま考え込みすぎんなよ、
じゃまた学校で」
と言い車に乗り込み去っていった
A「…」
違うんです先生
連合のせいじゃないんです
ただ
私が、
自分が
気持ち悪くて
・
燈矢に顔向けできないだけなんです。
A「っく…」
Aは声を押し殺し、二日目の涙を流した。
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ゆわ(プロフ) - 黒瀬さんさん» 気が合いまくりでしんどいですねぇ…(切実)Twitterふぉぉぉろぉぉっ(感謝)(語彙力) (2020年6月5日 20時) (
レス) id: 50b1915718 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬さん(プロフ) - ゆわさん» 気が合うみたいですね…？Twitterフォローしてきますわ… (2020年6月5日 20時) (レス) id: 5cd261db61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆわ(プロフ) - 黒瀬さんさん» よっしゃぁぁぁ！鳥肌立たせたったでぇぇ！(興奮)もうね、この台詞そのものが好き。。弔が言えばなおよし(鼻血) (2020年6月5日 20時) (レス) id: 50b1915718 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬さん(プロフ) - ゆわさん» 弔くん言ってたな、勘のいいガキは嫌いだって、ってとこで鳥肌ぶわって来ました（いい意味で） (2020年6月5日 20時) (レス) id: 5cd261db61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆわ(プロフ) - 黒瀬さんさん» しましょうしましょう、黒瀬さんの作品面白くて大好きです元気が湧き出てきますわっほーーぅい(語彙力) (2020年6月5日 16時) (レス) id: 50b1915718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆわ | 作成日時：2020年5月21日 20時
