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14〈 s 〉 ページ14
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すごく溜め込むんだ、宇野ちゃんは。
辛い時ほど笑う。悟られないように。
でもわかるよ。本物と嘘の笑顔くらい何年も一緒にいたらわかる。
だから、少しでも助けになればと、
吐き出せる相手にやってやれればと思って
傍にいた。そろそろなんじゃないかと思って声をかける
末 ｢聞くよ？｣
ほら、やっぱりそんな顔した。
末 ｢図星？｣
宇 ｢さすが優男｣
空気が読める分言い出せないから
末 ｢また考えすぎてんの？｣
宇 ｢…へへ｣
こんな時だってへらって笑ってしまう
末 ｢宇野ちゃんは宇野ちゃんらしくでいいから｣
大丈夫だから、聞くから
宇 ｢私…、いいのかなぁっ？｣
宇 ｢私、私はさ、誰のことも救えないの｣
末 ｢別に救わなくていいよ｣
末 ｢救おうとしなくたって俺は宇野ちゃんのそういう姿見るだけで安心してる｣
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m521y319(プロフ) - とてもおもしろいです。 (2017年7月5日 10時) (
レス) id: c39c6bf996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエ | 作成日時：2017年7月2日 0時
