今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:59,459 hit
小|中|大
◎ ページ13
...
歩いているうちに周りは暗くなってきて街灯の光が俺達を照らす
「ここ。秀太と殴り合いになったところ」
彼女のお望み通りに連れてきた場所はただの道路
それでも俺の東京生活の中では大切な思い出で、なかなか仲良くなれなかった秀太と言い合いをした場所。
「へぇ、ここかあ。隆弘の思い出があるんだね」
「喧嘩しただけだけどね」
「やっぱり秀太くんに会いたいなあ。」
あのね、と彼女はいう。
“ いつもネガティブで根暗なくせしてフレンドリーだけど迷惑になってませんか?ほんとにお世話になってます。っていうの ”
涙が出るかと思った。
彼女は、まだ俺を、
見捨てないでいてくれたんだ、って。
...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
280人がお気に入り
280人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユエ | 作成日時:2017年11月25日 18時