【ＡＰヘタリア】忘れたい過去を引きずって (ページ8)

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第六話「自己紹介ってある意味緊張するんだけど」ページ8

「ということだからね。二人共入っておいで」

イヴァンさんの声が聞こえ、マキは行こうと言った。
そしてドアを開けて入った。私はマキの後を追った。

「自己紹介どうぞ」

イヴァンさんの声にマキは自己紹介を始めた。

「長谷川真紀慧です。水島高校から来ました。よろしくお願いします」

「橘Aっていいます。マキと同じ水島高校から来ました。よろしくお願いしますね」

「えーとね。二人に質問ある？」

とイヴァンさんはいった。

「はーい！」

とフェリ君が手を挙げていた。

「フェリシアーノ君！」

フェリ君は立ち上がった。

「真紀慧ちゃんとAちゃん！パスタは好き？」

「パスタかあ、よく食べるけど普通かな」

マキが言った。

「私は好きだよ」

「よければ俺とパスタ食べに行かない？」

「こら、フェリシアーノ！なにさらりとナンパしている！」

「ヴェ！ルートお」

フェリ君の隣に座るルートさんという方がフェリ君を座らせた。
その姿はまるで父親というか保護者というか。