黒い少女、プロローグ ページ2
少女が生まれた場所は世間一般でいう最悪だった
少女は父、母、自分という一般的な家庭に生まれた
普通と違うのは両親がどちらも人として終わっていたことだけだ
ある日、少女は初めて家から出た
漸く仲直りして仲睦まじい両親の時間を邪魔しないため
フラフラ行く当てもなく彷徨っていると
少女は気付かぬ内に何処かの施設の前にいた
何気無い満月の夜
ーー月がいつもより光っている気がした
此方を見ていたのは白い少女だった
白い髪に宝石のような赤い瞳
少女には初めて見る色だった
その時、少女は自分の身体の異変に気付いた
口ではうまく説明できない
でも嫌ではないこの気持ち
少女はその幼さと教養のなさ故気付かない
知らない人、初対面、でも一緒に居たい
この感情が何というものか
少女は気付かない
自分があんなに愛していた両親よりも
あの白い少女を選んでいたことに
どうか、《−ー》と、
ずーと、ずーと
一緒にいれますように!
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夕闇(プロフ) - 了解です、有難うございます*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2016年5月24日 22時) (レス) id: 589351cfa0 (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - 参加して下さりありがとうございます!見に来ました〜!これからも更新頑張って下さい!応援しています!あと、オリフラは外した方が良いですよ!;; (2016年5月24日 22時) (レス) id: 48215daa06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕闇 | 作成日時:2016年5月24日 0時