ボーダー最強兄弟 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:17,782 hit

11話ページ12

ASide

迅「申し訳ないが、あんた達には負けて帰ってもらう。」

A「随分と自身があるみたいだな」

迅「もう未来は、決まったんだよA」

A「どう抗っても俺達は負けるってか?
舐められたもんだな。」

風間『歌川隠密戦闘の準備をしろ』

歌川『はい、わかりました。』

蒼也さん達がカメレオンを起動すると同時に迅が風刃を放った。

太刀川Side

迅「カメレオンか!?」

太刀川「もう一回言ってみろ、誰が負けて帰るって?」

迅「出来れば全員が良いかな」

俺は、迅に風刃を撃たせないために距離を詰め続けた。

太刀川「風刃の怖さは、遠隔斬撃距離を詰めればただのブレードと同じだ。」

迅「なかなか研究してるじゃん太刀川さん!」

迅に体制を崩されたがすぐに立て直しガレージに追い込んだ

太刀川「もう逃げ場はないぞ黒トリガー」

一度剣を交えたあと風刃が一発飛んできた

迅「逃げられないのはそっちだよ、珍しく熱くなりすぎたな、太刀川さん!」

風間Side

太刀川がダウンした、風刃の残弾は残り一つ、ここで使わせて倒しきってやる

歌川「風間さん、0本です」

俺は、モグラ爪(モールクロー)で迅の足を止め攻撃の隙を作った。作戦通りならAがこのタイミングで飛んでくる

太刀川「さすが、ドンピシャじゃねぇか」

太刀川がそう言うと同時にテレポーターで迅の背後に弧月を構えたAが飛んできた。

その後すぐにあることに気づいた。

(いや、まて風刃の残弾は残り八発だった、太刀川に5本、歌川に一本だけ。あと2発はどこに使った?まさか!)

風間「待て!A、太刀川！」

迅「さすが、風間さん気づいて途中で止めようとしたでしょう」

風間「だが、遅かった俺達の動きを先読みして予め残弾をガレージの中に仕込んでたってことか。」

迅「あんた達は強い、黒トリガーに勝ってもおかしくないけど、風刃と俺のサイドエフェクトは相性が良すぎるんだ悪いな。さてと」

迅は俺たちに背を向け、トリオンの漏れ方的にも当たりどころが悪くダウンしているAに近付いた。