10話 ページ11
なんとか迅の予知を掻い潜ろうとしているが、ガードを崩せずにいた
佑紀「守りに徹しているやつは、崩すのが難しいな」
太刀川「どうした?迅どうして風刃を使わない?何を企んでる?」
A「確かに随分と大人しいな、昔はもっとばんばん使ってただろ。」
菊池原「まともに戦う気なんてないんですよ。この人は単なる時間稼ぎ、今頃玉狛の連中が近界民を逃してるんだ」
風間「いや、迅は予知を使ってまで守りに徹しながら、こちらのトリオンを確実に削っているこいつの狙いは俺たちをトリオン切れで撤退させる事だ」
太刀川「成る程、確かに撃破ではなく撤退ならば本部との摩擦も少なくて済む」
A「戦闘中に後始末の心配とは随分と余裕だな迅」
菊池原「やっぱり、この人無視して玉狛に直行しましょうよ、この人を追いかけ回したって時間の無駄ですよ。」
風間「確かにそうだな、よし玉狛に向かおう」
迅「やれやれ、やっぱりこうなるか」
風刃!どこだ?後ろか!
気づいたときには、菊池原が緊急脱出した
太刀川「出たな、風刃」
迅「仕方ない、プランBだな」
雪菜Side
出水「誰か飛びましたよ」
雪菜「誰が落ちたの?」
国近「風間隊の菊池原君だよ〜迅さんが風刃を使ったみたい。」
出水「ようやく使ったってこと?急がないとやばいんじゃないすか?」
雪菜「兄さんとAは、交わせると思うけど他の人は確かに厳しいかもね。合成弾使うわカバーして」
出水「了解っす」
舞花Side
藍「お仲間が一人減ったみたいよ。」
舞花「あら、そうなの？じゃあ早く一人でも多く減らさないとね。」
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作者名：自由 | 作成日時：2020年6月11日 16時
