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声。 ページ23

『じゃ、じゃあ…
 ずっとお願いしたかったことあるんだけど…いい?』

桃「ええよ。」



『耳犯してほしい。』

桃「え?」

『耳犯してほしい!!』



こんなことを同級生に大声で懇願する私はもうJKを名乗る資格はない。

さすがの小瀧くんも驚いた顔をしている。



桃「具体的に何すればええんかな?」

『いいの!?
 さっきみたいに耳元であまーく囁いてほしい!!いっぱい!!』



小瀧くんはなんて優しいんだろう。

こんな変態に付き合ってくれるなんて。




桃「ふーん…じゃあ、」




小瀧くんが私の顔を両手で包んで、逃げられなくして

耳に唇が当たるくらいの距離で、






桃「Aちゃんがもう二度とそんなこと言えへんくなるくらい

  いっぱい犯してあげる。」





あぁ…

これだ。

この声、この吐息、この囁き方。



小瀧くんはウィスパーボイスの天才だ。



『あぅ…』

桃「こら。
  自分がしてほしい言うたんやろ?
  逃げへんの。」

『ん、だって、』

桃「可愛い声出してもだめ。」



時々指で耳の淵や周りをなぞってくるのは絶対わざとだ。


気持ち良すぎて、頭がおかしくなりそう。



『ひ、ぅ…』

桃「足、もじもじさせるんえろいからやめて。」

『だ、だって』

桃「だって、何?」

『き、もち…ぃ…』

桃「…えっち。」




頭の中で警鐘が鳴る。



これ以上は、だめだ。






触ってほしい、なんて



もっと気持ちよくしてほしい、なんて。



絶対に、言っちゃダメだ。

汗。→←放課後。



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りあ(プロフ) - 愛の奴 隷。ってどやってみれますか? (2020年3月12日 1時) (レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
junlove61(プロフ) - じゃあ続編待ってます! (2019年4月18日 21時) (レス) id: 20344ea2d3 (このIDを非表示/違反報告)
nonsuke(プロフ) - junlove61さん» 続編は書いてないです。検討中です。大人向けの新作は今連載中で見れます。そちらでよろしければどうぞ! (2019年4月18日 21時) (レス) id: 28026e37cb (このIDを非表示/違反報告)
junlove61(プロフ) - 続編ってまだ見れますか? (2019年4月14日 21時) (レス) id: 20344ea2d3 (このIDを非表示/違反報告)
nonsuke(プロフ) - 夏さん» 色香はいろかと読みます。中てられるもあてられると読みます。わざとです。 (2019年3月18日 0時) (レス) id: 28026e37cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nonsuke | 作成日時:2018年11月26日 21時

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