誘惑上手な小瀧くん。

手。 ページ21

『小瀧くん…』

桃「はい」



私は今屋上で
壁にもたれて座っている小瀧くんの膝の上に座っている。
小瀧くんにもたれて。



仲直り(？)したことだし

いいよね？



『手、噛ませて。』

桃「はは、ええよ。」



どうぞ、と手を差し出してくれる小瀧くん。


いただきます。



『はむ…』

桃「今日は手のひらなんや？」



小瀧くんの手の親指の付け根あたりを甘噛みする。

いい弾力…



『んむ…ちゅ、』

桃「それ噛むってかもう…

　 もう、さ。」



小瀧くんに背中を向けている私は

うなじを舐められたことを、しばらく理解できなかった。



『え、あ…』

桃「Aちゃんのせいやから。」



小瀧くんの唇が、舌が

私の首を這いまわる。



どうしよう、気持ちいい。


それに





すごく興奮する。





だって、小瀧くんも興奮してるのが、分かる。





『だめぇ、ぅあ…それッ、
　我慢、できな…！』

桃「せんくていい。
　 俺しかおらんから…」




首から上がってきた唇に耳を噛まれる。

嫉妬で少し子どもっぽくなってるのか、今日の小瀧くんは


いつもより、余裕がない。



『ん、ん…！』

桃「…抑えようとしても
　 逆に、そそる。」




あぁ、早く。

早く鳴ってよチャイム。



じゃないと



友達じゃ、済まなくなる。




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渡邉のぞみ様リク。

えろくないところを噛むってえろいですよね。

放課後。→←嫉妬。

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