保健室。 ページ13
小瀧くんがいい匂い過ぎて
つい擦り寄ってしまう。
桃「ふふ、猫みたい。」
『猫になりたい…』
桃「よしよし。」
小瀧くんに顎の下をくすぐられる。
今にもゴロゴロと喉を鳴らしてしまいそうだ。
『人間やめたい…』
桃「はは、そこまで言っちゃう？」
『だって、猫だったらこうやって飼い主に
いつでも噛みつけて擦り寄れて匂い嗅げるじゃん。』
授業もテストも受けずゴロゴロしてられるんだぜ。
それって最高じゃない？
桃「…ほな、俺が飼ってあげよっか。」
耳の付け根あたりを指で撫でられる。
本当に猫みたいに扱われてる…
瞼が重くなってきた。
小瀧くんの誘惑は、甘い。
考えなきゃいけないことがドロドロに溶けて、分からなくなる。
『だめ…』
桃「なんで？」
『あれ…なんでだっけ…？』
私は何に抵抗を感じて自分を律してるんだろう。
小瀧くんは、こんなに心地いいのに。
桃「…ほんま無防備なんやから。
悪い人に騙されちゃうで？」
『それって小瀧くんのこと…？』
桃「…俺に限らず男の人のこと。」
『そっか…でもやだなぁ…
小瀧くんといるの、気持ちいいってもう知っちゃったもん。』
驚いたように目を大きくした小瀧くんは
少しムッとした顔をして
桃「…そういうとこやで」
人差し指を私の口にそっと置いた。
そんな風に制しても、髪から覗く耳は赤くなってて。
やっぱりあなたは美味しそうなんだ。
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りあ(プロフ) - 愛の奴 隷。ってどやってみれますか？ (2020年3月12日 1時) (
レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
junlove61(プロフ) - じゃあ続編待ってます！ (2019年4月18日 21時) (レス) id: 20344ea2d3 (このIDを非表示/違反報告)
nonsuke(プロフ) - junlove61さん» 続編は書いてないです。検討中です。大人向けの新作は今連載中で見れます。そちらでよろしければどうぞ！ (2019年4月18日 21時) (レス) id: 28026e37cb (このIDを非表示/違反報告)
junlove61(プロフ) - 続編ってまだ見れますか？ (2019年4月14日 21時) (レス) id: 20344ea2d3 (このIDを非表示/違反報告)
nonsuke(プロフ) - 夏さん» 色香はいろかと読みます。中てられるもあてられると読みます。わざとです。 (2019年3月18日 0時) (レス) id: 28026e37cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonsuke
| 作成日時：2018年11月26日 21時
