及川さん、付き合ってください！愛情はいらないので、肩書きだけでいいんで！！

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翌日




今日から朝練に参加する。





朝は徹さんが迎えに来てくれるとか、



彼氏っぽいことをしてくれた。







｢徹さん、意外とノリノリですよね｣


及川｢なっ、わけないじゃーん！あっはは〜｣






めっちゃ愛想笑いだし動揺してるの丸わかり


私だって、意外と楽しいなんて思ってる。





まあ徹さんには言ってあげないけどね。







私と徹さんが一緒に登校しているのを見たそこら辺のモブ達はたちまち私たちの噂をしている。





いいぞーいいぞーもっとやれー黒笑






**



練習開始




｢やば…かっこいい……徹さんっ、かっこいい！！｣




私の声が聞こえたのかこっちに向かって手を降ってくれた。




生で見る徹さんのサーブは、お世辞なしに凄いし、かっこいい。


決して、付き合ってるフリをしてるから言ってるんじゃない。


これだけは確かだ。








国見｢ねぇ｣


｢ねぇじゃない、橋本A｣


国見｢A｣




なんで名前呼び…




｢何？｣


国見｢突き指｣




私に右手を見せるように出し、そう言った。




｢あーはい。こっちきて｣




ベンチに座らせ、手当する。




｢右、利き手？｣


国見｢うん｣


｢あーそっか…あんまり動かさないで欲しいんだよね。
授業中は隣の人とかにノート取ってもらって｣


国見｢授業中寝てるから大丈夫｣


｢寝るな｣






手当が終わり、国見くんは練習に戻る。

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