10 ページ10
・
『おれ、昨日初めて
それで、ロビーに行こうとした時にヒトにぶつかっちゃって。
それで……えっと、そのヒトがぶつかってしまったのにも拘わらずに一緒にバトルしよう、って、言ってくれたんです。
別れる時にもまたな、って言ってくれて。
俺……凄く嬉しかったんだと思います。
また、会ってくれるんだなぁって。
それで……えっと……』
しどろもどろになりながらも必死に言いたいことを脳内でまとめ、ライダーさんに話す。
『……そのヒトが、他のヒトと話しているのを見て…とても悲しくなったんです。
そのヒト、俺から離れていっちゃうんじゃないかな、って。
……はは、重いですよね。
っでも、すごく、ふあんになっちゃってっ、……っおれ、』
途中から、色々な感情が込み上げてきて、また涙が溢れてしまう。
ライダー「……そうか。
でも、まだ決めつけるには早いと思うぞ。
そいつが離れていかないという確証は無いが、離れていくという確証も無いんだ。
…そいつを信じてやっても良いんじゃないか?」
そう言い、ライダーさんは俺に優しく微笑みかける。
……そっか、俺、ヴィンテージさんを信じれて無かったんだ。
『そう、ですね……』
ライダー「……それに、
そいつが離れていったとしても、オレが側にいてやる。」
『……え、?』
ライダー「……1人は、辛いだろ?」
『!は、い……!
ありがと、ございます、!』
ライダーさんの言葉は、説得力があって、ヴィンテージさんと同じように温かかった。
・
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう(プロフ) - 若月ミヤビさん» コメントありがとうございます!エギングJrくん、ついに言っちゃいましたね〜!続きなるべく早くあげますね! (5月6日 18時) (レス) id: 7d98df7e70 (このIDを非表示/違反報告)
若月ミヤビ(プロフ) - 今回も面白かったです!jr君がついに本音を………続きが気になります! (5月6日 18時) (レス) id: 1aaaac8a09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - アンドロイドさん» アンドロイド様も推しなんですね!同じひとを推している方がいてとても嬉しいです!お話したいのは山々なのですが、サーバーが重くなってしまうので、返信を控えさせていただきます、すみません💦コメント、とても嬉しかったです!ありがとうございました! (5月6日 18時) (レス) id: 7d98df7e70 (このIDを非表示/違反報告)
アンドロイド(プロフ) - ワイヤーグラスだと……(作者も推しの一人です)あのメガネ欲しいです (5月6日 18時) (レス) id: 3eaa4f1a23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - アンドロイドさん» コロイカを知ったきっかけは、Splatoon2が好きになった際に本屋さんでコロイカを見かけ、気になって読み始めました!推しはヴィンテージくん、ワイヤーグラスくんです!すみません、1人には絞れませんでした🙇この2人はビジュと性格、口調全てがドストライクでした… (5月6日 18時) (レス) id: 7d98df7e70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆう | 作成日時:2023年8月19日 20時