幼馴染は夫婦です Part4

いつだって気遣ってくれる ページ26

ゆーさいど







蓮くんにあんなことを言われて一週間


とくに何も起きなかったし良平にも伝えなくていいかな〜と






「A」





『んー、どったのー？』




「これ、何？」




『、、なにそれ、知らない』




「Aの鞄に入ってたよ？」





良平が持ってきたのは、私に対する悪口が書かれた紙だった




『本当に、知らない』





「、、、そっか、何かあったらすぐ俺に言って

小さなことでもいいから」





『うん、、、』




そう言うと良平はその紙をゴミ箱に捨て、「夕飯パスタでいいー？」


と言いながらキッチンに向かった







あの紙は、誰が鞄に、、


仕事関係の人なのはわかるけど、、、


なんて、色々考えてれば





「ご飯出来たよ、食べよ」



『あ、うん』




「今度、久しぶりに二人で出かけようか」



『え、あ、いいよ』




「行きたいとこある？」



『んー、服買いに行きたい』




「じゃあ次の休み買いに行こっかw」




彼は、いつだって私を気遣ってくれる


こうやって、少し悩んでいれば


気分転換になるような話題を振ってくれる

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