バンタンのもう一人のウリマンネ (ページ5)

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末っ子の旅ページ5

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今日は久しぶりのオフだー！！！

久々のオフは、散歩でもしてこよう。新しいパーカーも欲しいし。

朝には自然に身体が起きたけど、ずっとベッドの中で携帯やってたらもうお昼に。

隣のジョングクはまだ爆睡してる。

それを起こさないように、ベッドから出てリビングへ向かう。

『おはようございますー、あれ？ジンヒョン一人ですか？』

JN「おはよ！クオズはなんかどっか行ったよ、A軽くなんか食う？」

『いえ、今日は食べ歩きしながらのんびり散歩行こうと思ってて…』

良いけど、騒ぎ起こさないようにねと注意するオンマ。

顔洗って歯磨いて軽く支度してから、パーカーにスキニーを履いて靴を履く。

変装はマスクと帽子で良いよね…

外を歩いて見ると、案外バレてないのに安心した。

すると僕たちの新曲が聞こえて来た。

『(チョロ？なんで？)』

丁度、チョロの活動が終わった頃だ。

なんかその時は気になってその音がする方向に歩いていたら、数人の若い男の子達が僕たちの曲を完璧に踊っているのが見えた。

『わ、すご…』

高校生ぐらいの人たちが僕たちのダンスを完璧にコピーして踊っているのが見える。

通行人も足を止めて見ている。

混ざって良いかな。ウズウズする。あーでもダメだ！騒ぎになっちゃう！

その人達は、色んな曲を少しずつ踊っていた。僕たちの曲とかEXOさんとか。

パフォーマンスが終わって人がまばらになって来た頃、チャンスだと思い話し掛けた。

『あ、あの！凄かったです！！本家顔負けだと思います！』

男1「あ、ああどうも…」

『僕達の歌を踊ってくれてありがとう…！』

男2「誰この人？」

男1「さぁ……？ペンかな？」

やばい口が滑った…！！！！

気付かれてないようでホッとすると、後ろから聞きなれた声が。

JK「A！！！良かった見つかっ……た…」

『グ、グクゥ！駄目！駄目だよ…！』

JK「(やっばやらかした！)」

男1「え？A…ってあの！？バ、バンタンの！？」

男3「ググって…！！！！」

JK「っ、すみません！急いでるんで良いですか！(逃げるぞ！)」

そうグクに手を引っ張られて走り出した。

少し背後を振り向くと、さっきの男の子達が呆然とこっちを見てる。

最後ぐらい挨拶してこう。

『あの！！！これからも応援、よろしくお願いします！！また時間あれば見に行きます！！』

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