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なつめさいど ページ6

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目の前のテーブルにはお茶とお菓子。


その奥には綺麗な黒髪の女の子、隣に真っ白な狐。


女の子は綺麗な見た目だと思う。

前髪はキチンと切りそろえられており、腰まである長いツヤのある真っ黒な髪の毛。

目も同じく真っ黒で少し切れ長で。

大人っぽい印象だが、同い年か…?






『それで、君はあたしに何を聞きたいの?』


「あ、えっと…取り敢えず名前教えて欲しい、です」


『木津A。因みにここの神社の巫女をやってる』


「Aさん…巫女、って事は…」






俺の質問に無表情で淡々と答えて行く。





『そりゃあみえなきゃ、やってらんないよね』




あっけらかんと言う少女に驚く。





「つうかよぉ、斑おめーも人の子についてんじゃねぇか。よく食わなかったな?」


「私はこやつがし んだとき、友人帳を貰う約束をしているからな」


「友人帳…?それ俺欲しかったんだよな」





ニヤリとキツネが笑うとボンッという音と共にニャンコ先生と同じぐらいのデカさになった。


尻尾は真っ白な9本の尾っぽ。


何というか、全体的に凄く凄く…





「綺麗だ…」


「夏目!ボサッとするでない!食われるぞ!」





ニャンコ先生の言葉にハッとして襲って来る九尾から逃げようとした。





「九尾。辞めなさい」


「最初っから喰うつもりなんてねーよ主。からかっただけだ」





そう言うと、元のキツネの姿に戻った。





『夏目君だっけ。妖怪の名前返してあげてるんでしょ?噂になってるよ』


「そ、そうです。唯一のレイコさんの形見だし、何か出来ないかなって思って…」


『ふーん…』









『決めた。あたし、夏目君の事サポートするよ。



それに…


シロの事、綺麗って言ってくれたの凄い嬉しかったから』





そう言って微笑んだAさんから目が離せなかった。









ーーーー



(…落ちたな)


(〜〜〜っ、うるさいニャンコ先生!)


(??)

昼→←ブサ猫



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Ragdoll(プロフ) - 面白いです!更新、待ってますね (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4cad69f40f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆい | 作成日時:2016年9月20日 21時

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