転校初日 ページ4
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なんとかあの妖怪もまけて、学校にはギリッギリで間に合った。
転校初日で友達も出来たし、まずまずの出だしだと思う。
そして放課後の帰り道。
「ようA、この九尾様がお出迎えしてやったぞ喜べ!」
「……」
「え、ちょっと無視すんじゃねぇ!」
私の隣をぶつぶつ文句言いながら歩くキツネを見て最後にこいつに喰われるとか…
「おい、何だその哀れんだ目は」
『…別に。いつも思うけどほんと強そうに見え無いよね、シロって』
「なんだと!?俺の優雅な戦い方見て来ただろ!」
幸い周りに人はいない為普通に喋る事が出来る。
真っ赤に染まる空が綺麗だなぁ…それがシロの毛に反射しててすごく綺麗。
「ん?どうしたそんなにガン見して。やっと嫁入りする気になったか?」
「…はぁ〜〜〜」
なんだかんだ、良いパートナーなんだけど…
しばらくして歩いてると、なんかへんな球体が顔にへばりついた。
「へぶっ!」
「ぶっふ」
「にゃあん」
バリッとくっついて来た球体を剥がすと、なんかダルマみたいな変な猫だった。
「…ちょっと、シロ。これって猫なの?」
「…待て、この匂いまさか…まさか…!」
「「斑/九尾か!?!」」
ま さ か の 知 り 合 い
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(とりあえず詳しく教えて。場所移動ね)
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Ragdoll(プロフ) - 面白いです!更新、待ってますね (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4cad69f40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2016年9月20日 21時