じゅうに ページ15
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.少し注意!
それからの流れはあっという間だった。
綺麗に着飾った僕に騙された相手のボスが惑わされ、ホテルに行った。
「ほぉ?随分と大胆な娘だったんだな?」
「嫌いじゃないでしょう?ご奉仕してあげますよ、ボス」
「そうだな、いい眺めだ」
体制的に僕が上に乗って、相手のボスが下になっている体勢。
男が僕の体を愛撫するのに夢中になっている隙に、痺れ薬を注射で打つ。
「そろそろかな…」
「…っは?………!!?」
相手の身体が動かなくなったのを見て、ニヤリと口角を上げる。
今僕酷い顔してるだろうなぁ
「駄目だよぉ〜、敵に隙を見せちゃあ」
「っ!!へぇ、可愛い顔してやる事えげつねえな」
「お兄さんこそさっきまで元気だったのに冷や汗やばいよ?大丈夫ー?」
「〜〜っ!〜!」
「おっと、やる前に聞きたい事あるんだよね、大体何か分かるよね?」
慣れた手つきでこっそりと腰のリボンの所に忍ばせておいたサバイバルナイフを取り出して、下にいる男の首元にあてがう。
「吐いて。あの例のブツが何処にあるのか」
「…っは!警察の犬みたいなやつらに吐くわけねえだっ、うぐぁ!」
パンッと聞こえる銃声と共に男の脚から飛び散る血。
流石カラ松さん、言わずともわかってくれてる。
「ねえ早く言わないと苦しいのはそっちじゃないの?」
「…へっ、泣き言言う羽目になるのはそっちの方だぜ嬢ちゃん!」
なぜか嫌な予感がした。でも下の男は相変わらず動けないままだし…なんだろうこの胸騒ぎ…
パンッとまたホテルの部屋に響く銃声。カラ松さんまた打ったのかな。
でもおかしい…脇腹の方が痛いと言うか、熱い…
「っぐっ…はっ?な、んで」
「あはは!そっちに鷹の目がいるならこっちにも優秀な奴らがいるんだよバァカ!形勢逆転だな…?」
撃たれたところに気を取られていたらいつの間にか上に男の顔越しに天井も見える。
「おっとこいつも壊しとかなきゃな…さて、これでチェックメイトだ、殺 す前に楽しんでやるよ嬢ちゃん…?」
やばい、力が入らない。これは本当に…
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サキラ - すいません、誤字です。2列目の「ぼぼんさん」とありますが正確には「ぽぽんさん」です。名前を間違えてしまうなんてほんとにすいません(´・ω・`) (2016年1月20日 23時) (レス) id: 4f7cbe6177 (このIDを非表示/違反報告)
サキラ - こんにちは!コメント失礼します( ˘ω˘ )いつもぼぼんさんの作品を楽しく見させて頂いてます。ところで、ハイキューの「学校一美人」のやつはもう更新されないのでしょうか?(´・ω・`)もうかなり前から更新されてなかったので気になっておりました、、、 (2016年1月20日 23時) (レス) id: 4f7cbe6177 (このIDを非表示/違反報告)
若丸@変なあだ名持ち(プロフ) - 面白かったです!!!おそ松兄さんとの絡み私得でしたww更新頑張ってください!!!続き楽しみです!!! (2016年1月18日 2時) (レス) id: ec25b2831b (このIDを非表示/違反報告)
明菜(プロフ) - 面白かったです!!早く次を読みたいです!!これからも頑張ってください!!楽しみにまっています!!!! (2016年1月17日 7時) (レス) id: ec24d45580 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の白猫 - コメ失礼します。 小説毎回読ませてもらってます! カラ松との絡みがめっちゃ好きです!これからも頑張ってください(*´∀`) (2016年1月6日 14時) (レス) id: 10747098e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2015年12月26日 21時