六子ファミリーへようこそ(マフィア松)

ろく ページ7

.






.


あれから軽く自己紹介をされて、今は緑…チョロ松さんに部屋を教えて貰ったところだ。






元から馬鹿みたいに記憶力は良い方で、同じ顔とあれど違いがある松野さんは一瞬で覚えられた。





皆驚いていたけど、その後の僕の言葉に嬉しそうに笑っていた









「うん、この位だな。もし迷ったりしても誰かに聞けばわかるだろ」









じゃあ仕事があるからと行ってしまった。





はあああ、と思いっきり溜息を吐きベッドにダイブする




僕の部屋にベッドがある事自体珍しい。松野さん達は何がしたいのだろう。





暫く横になってると睡魔が襲ってきた。そーいえばここ最近本当にちゃんと寝てなかった…





明日からどんな扱いが待っているのだろうと沈む意識の中思いながら、途切れた。









ーーー


「どううううん！！！」


「ぐぇっ！！え、何、くるし」


「起きて！朝だよ朝ご飯なくなっちゃうよ！」









徐々に目が覚めていく内に、僕の上に乗っかってるのが黄色の十四松さんだという事が分かった。




あ、今日はパーカーなのか









「あの…苦しいのでどいてくれますか…」



「あ！ごめん！さっ、"上"に兄さん達も待ってるよ！」


「え？上って…っわ！ちょ、あんま引っ張んないで…！」









ダボダボな袖の中から少しだけ見える手に思いっきり引っ張られる




上って…何処だ…？





こんな広いのに上にも家があるの？





とりあえず今は黙って引っ張られていよう。





ーーーー






お気に入りや評価沢山ありがとうございます…！本当に嬉しいです！









リクエストなども受け付けておりますので気軽に言ってください！数少ないボキャブラリーで頑張って書きます！

リクエスト→←ご

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す