おとうと7 ページ10
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「ぶっひゃひゃひゃ！リエーフおま、お前良い仕事したな！」
「えっ！？なんでAいんの！？」
「あれ？木兎さん2人いる！？」
「あ、木兎さん。双子だったのか！」
「やかましい、一気に喋るな」
部長会議中の部屋にバンと入り込んだ俺らに投げ掛けられる各言葉。
こうなるだろうと思ったわこんちくしょう。
「はー…無駄に疲れたそのハーフ君の「リエーフっす！」…リエーフ君のせいで」
「ちょっと待って。兄である俺でさえ1年に1回稀に見れるかわからないAの困惑した顔！
おい何やったんだよハーフ君！」
「おまえまじブラコン過ぎねえか？w」
「ってもうA君居ないし…お前ら早く会議始めるぞ！！！！」
ギャーギャー騒いでる奴らを尻目に体育館へ戻る。
主将会議あるって事はまだ練習試合はしてないだろうし、ゆっくり行くか
とことこ体育館に向かって歩いてると見慣れた天然パーマの長身の後姿。
「どうううん」
「ぐはっ！ちょ、っと誰ですか…木兎さん？」
「そうだよ木兎だよクッタクタな木兎」
「完全なる木兎違いですね。珍しいっすねAさんがこーゆう事すんの」
思いっきりタックルする勢いで抱き着けば、少し痛がった赤葦。
偶には俺もこーゆう事するよーとずるずる引きずられるように腰に捕まっていると、「あ、月島」と赤葦が止まった。
人に会いすぎでしょ…まあ合宿だからか
「月島？赤葦」
説明プリーズの目をすると汲み取ってくれたのか説明してくれた。
月島君はどうやら烏野のMBらしい。
実は俺6年間バレーやっててあんま名称とかは覚えてないんだよね
いっつもピンチサーバーとして点取ってるから中に入らないしさ。
「赤葦さん…ゲッ木兎さんも居るんですか…」
え、うわ初対面の人に滅茶苦茶嫌そうな顔されたんだけど
「月島違う、あー烏野は会うの初めてか…木兎さんの双子の弟の人だよ」
「どうも。3年の木兎Aです」
「…月島蛍デス。貴方はまともそうで良かったです」
…光太郎は普段この子にどんな嫌がらせをしているのだろうか。
ーー
(あ、なんか兄がすみません…)
(…別にヘーキです)
(Aさんそれ俺に1番に言うべきじゃないっすか？)
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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年9月4日 15時) (
レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
はる - もう更新しないんですか??これで終わりですか。 (2016年3月31日 14時) (レス) id: 7a0384a6c8 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - お話読みました、面白いです｡これからどうなるか楽しみにしてます！更新頑張って下さい。応援してます！ (2016年2月25日 22時) (レス) id: 082744dcd5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音 - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2016年1月22日 17時) (レス) id: 2f4bb6cc32 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - チョロ話がチョロ松に見えた人 ((はーい (2016年1月8日 9時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2015年12月7日 18時
