おとうと3 ページ5
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ある日の昼休み。木葉と同じ3年3組の俺は一つの机を挟んでパンを食べてる。
ふと木葉が零したそーいえば来週合宿あるよなーの言葉。
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「…ふぁっしゅく？」
「とりあえず口ん中のもん飲み込んでから喋れや、な？」
「ふがっ！……んっく、ちょっと身長縮むからやめてよ…で、合宿って聞いてないんだけど」
「あーだろうなぁー木兎の奴忘れてたっぽいし」
あ、でも家でそれっぽい事言ってたような…
〜回想〜
『あ！そうだA！！…あれ、何言おうとしてたんだっけ俺…うーん…貸してもらってた漫画返す！これだ！！』
〜終了〜
「え！？それだけかよ！合同合宿の合の字もねえじゃねーかよ！」
「光太郎って家でも、学校でもあんな感じだから多分忘れてたって事は合宿の事だったと思う」
俺の予想じゃ多分そろそろ…
「木兎に木葉ー！アカアシ君が呼んでっぞー」
「あーやっぱり、今行く」
「A合宿の同意書なら俺のも貰ってきてー」
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二つ返事で返して赤葦の所へ向かう。
「ご苦労様、副主将。光太郎やっぱ忘れてたんだ」
「もう慣れましたよ…Aさんよくあんなのと家で一緒にいられますね、これ木葉さんの分の同意書です」
「ありがと。ひっどいいようだなぁ赤葦、俺も顔は似てるよ？」
「顔だけでしょう。Aさんの方が100倍頼りになりますよ」
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赤葦はそう言うと頭を撫でてきた。
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「ちょっと俺年上なんだけど」
「撫でやすい位置にあったもんで。もう予鈴なるんで行きますね。」
赤葦に手を振った後、俺も席に着いた。
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「お前ら…話す時2人とも無表情過ぎて周り少し引いてたぞ」
「…そんな事言ってると、木葉の分の同意書破って燃やすよ？」
「俺が来なくなって寂しいのはお前だろ？」
「ニヤニヤして言うな、気持ち悪い」
「否定はしないのな、かーわいい」
少しムスっとすると、カメラのシャッター音が聴こえたのは気のせいじゃないと思う
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見て見て、可愛い
ーこのはが画像を送信しましたー
.かわいすぎ。
. まあ迷わず保存だよねー
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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年9月4日 15時) (
レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
はる - もう更新しないんですか??これで終わりですか。 (2016年3月31日 14時) (レス) id: 7a0384a6c8 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - お話読みました、面白いです｡これからどうなるか楽しみにしてます！更新頑張って下さい。応援してます！ (2016年2月25日 22時) (レス) id: 082744dcd5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音 - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2016年1月22日 17時) (レス) id: 2f4bb6cc32 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - チョロ話がチョロ松に見えた人 ((はーい (2016年1月8日 9時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2015年12月7日 18時
