おばあちゃんの家 ページ18
『…やっぱここは都会って感じの所だなー…』
皆さまこんにちは神霧です。
夏休みに入って2週間とちょっと。俺は今東京の外れに住んでるばーちゃん家にいます。
因みにここは父方の祖母の家で、父さんの妹夫婦もお盆にはここに帰ってくるらしい。
『(それにしても…ほんと来る度に思うけど…金持ち…)ばーちゃーん!来たよ!』
インターホン越しに俺がそう言うと相変わらずゆっくりな口調で返事をした。
「おやまあ、よく来たねA。まあまあこんなに別嬪さんになって、ばーちゃん嬉しいよ」
『久しぶり。ばーちゃんも元気そうで安心した』
一言二言玄関で話すと、靴を脱いで家に入る。
その時玄関の靴がばーちゃんのだけじゃなく、男物の、運動靴があるのが気になった。
え?もしかして…ばーちゃん不倫でもしてんの…?
いやいやいや、そんなはずは、無いとは言い切れない…
『ねえ、玄関の置いてある靴ってさ誰の?』
「ああ、あれはねぇ…」
答えようとした時、ただいまーと玄関から声がした。
「ほら、ちょうど帰って来た。Aも挨拶なさんな」
『は?いや、だから誰!!』
「おばあちゃん?どこにい…る……」
もう既にリビングまで入って来た謎の人物を振り向くと、無表情な従兄弟が珍しく目をまん丸くさせて驚いていた。
「……A…?」
「京治…縮め」
「久し振りに会って一言目がそれかよ…」
そこに居たのは、紛れもなく会いたかった従兄弟でした。
ーーーーー
((また綺麗になったな…)取り敢えずそんな所突っ立って無いで座りなよ)
(いや俺、お前がばーちゃん家にいる事が不思議でしょうがないんだけど)
(あー…飯食ってから話すよ)
359人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年9月4日 15時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - お話読みました、面白いです。これからどうなるか楽しみにしてます!更新頑張って下さい。応援してます! (2016年2月25日 22時) (レス) id: 082744dcd5 (このIDを非表示/違反報告)
せっぱん - 夢主ちゃん可愛い(*´∀`*)更新頑張ってください応援してます! (2015年12月12日 22時) (レス) id: 184990a4ad (このIDを非表示/違反報告)
檗(ばく)(プロフ) - ありがとうございますすすす(( 超可愛いかったです!!これからも更新頑張ってください! (2015年11月18日 7時) (レス) id: a567cf206e (このIDを非表示/違反報告)
檗(ばく)(プロフ) - 大丈夫です(*´∀`*) (2015年11月11日 20時) (レス) id: 7f1527c14b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆい | 作成日時:2015年10月28日 14時