青葉城西の学校一美人(ハイキュー)

練習試合後 ページ12

「負けた…」





まあしょうがないっていうか、あの影山との変人速攻があったからだよなきっと。







頭ではわかっているのに、少しイラついてる自分に苦笑い







「あ、あの！神霧先輩ですよね！？」



「うわっ、綺麗な上にいい匂いする…」



「メアドとか！教えて貰ってもいいですか！？」





いきなり話しかけられてびっくりする。この子達及川のファンかな…？





『ごめんね、これからちょっと後の用事急いで行かなきゃだから…』




逃げるようにして、校門の方に走る。最近はあーゆうの少なくなってきたと思ってたのに…





苦手なんだよなぁ…皆顔だけで寄ってきて、クールじゃ無いとか言って自分勝手に振って。





そーいや、小学校の頃助けてあげた女の子は優しそうだったな





さて、帰ろうかなと思ったら黒い集団の中に白いジャージを見つけてしまった。







俺の突然の登場に烏野の皆は驚いた顔してたけど1人だけ見しった顔があるのに気づいた。





「Aさん！！！お久しぶりっす、城西に行ったんすね」





『影山…育ったな…うん、久しぶり。会いたかったよ』




そう言いながら笑うと、影山も少し笑った。






「影山が…笑顔で…」



「はいはいはーい！ストーップ！！！トビオ何俺のAちゃんと親しげに話してるの！」




『及川、くるし、』






いきなり及川に後ろから抱きつかれた





「及川さんのじゃないです、Aさん苦しがってますよ」





今度は影山の方に腕を引っ張られて、影山の胸に倒れる






「…何してんのお前ら」




「ゴルァ！クソ川！主将のてめえがいねえと終われないんだよ！！早く来いグズ川！」





「い、いた！岩ちゃん痛い！！あ、烏野の皆またね〜〜、トビオは後で覚えとけよ」






岩泉助かった…。







『いろいろ迷惑かけてすみません…俺もこれで』





「や、あの、ちょ」






「先輩！また会いましょう！」





ーー



(間近で見ると余計だなぁ…)



(潔子さんより美しい…だと！？！！)

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