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にこめ ページ2

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『つ、ついた…!!!』





この無駄に広い白鳥沢に着くまでにめちゃくちゃ掛かった。


帰りに多めに渡されたお金でお菓子でも買って帰ろう。
きっといい顔はされない筈なんだから。


それにしても体育館はどこなんだ。ここは迷路か。



さっきっから部活の人にはジロジロ見られるし…最悪だ。


もうこれはそこら辺にいる人に聞くしか無いなと溜息をこぼした時、声が聞こえた。





「あれー?他校の子?なんで白鳥沢いんのー?」


『……』


「キミだよ君の事!そこのパーカーの子!ストーップ!」






私の事だったのか。気がついて初めて気付く。





『あ、あの!体育館ってどこにありますか?』


「それなら俺も行くから一緒に行こ〜!案内してあげる俺やっさし!」


『あ、ありがとうございます…』




その人の名前は天童と言うらしい。



世間話をしていると、部活の大きい声が聞こえてくる。



そういえばつとむ君のバレーしている姿初めて見る事になるなぁ…。





「オハヨ〜遅れてごめんネ、若利君!」


「早く用意してこい。…その女子生徒はどうしたんだ」



「なんか体育館に用があるから、案内してあげたんだ〜俺ってば優しいっしょ???」



「天童さんはゲスいですよ、とっととしてください」









ポンポン話すバレー部の皆さん



ひとついいかな。つとむ君がいない上に、首が凄く疲れる。






「……なんであんたがここにいんの」


『あ、つとむくん…』







そう低い声で言うつとむ君の姿に驚いたのか白鳥沢のバレー部達は驚いた顔でつとむ君の方を見た。



私お弁当届けに来ただけなんだけどなぁ…





「五色と知り合いなのか?」


『あ、姉です、一応…』


「……」








ーーーーーーー


(何あの工!!こっわ!)


(えらい違いですね)

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雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年3月27日 18時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽん | 作成日時:2017年1月26日 21時

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