こんなん嫌がらせやん。 ページ10
今、おれは、家ついて、今テーブルの上に並べられてくる、ご飯達を、
ひとつひとつ、見つめる。
なんなん。なんなん。
なにこの、おびただしい数のキノコさん達は。
キノコさん達が沢山生息している。
恐ろしすぎる。キノコさんラッシュや。
まるで、俺をあざ笑うかのような。
Aとカラオケ行くってゆうた朝の仕返しがこれなん。
大倉、お前はなんて腹黒いんや。
しかも魚やん。
こいつ骨めっちゃあるやつやん。
ご丁寧にホイル焼きですか。
「大倉あ、あの、俺、キノコ…無理…」
「うん、わかってるよ」
むっちゃ笑顔で言われた。
確か前にも、こんなんされた。
カレーに椎茸か何かいれられて、もがき苦しんだ。
ヤスに食べてもらったけど。
「………」
けど、元々はキノコ嫌いな俺がわるいねん。それはわかってる。
あの小さい頃に、オカンのゆうとおり、ちゃんとキノコ残すんやなくて食べとけばよかった。
そうしてたら、このおびただしい数のキノコさん達は、キラキラした存在になっていたかもしれないのに。
「すばる、キノコ食べてあげる！」
「え？」
てんしっ！！
「Aが食べてあげる！」
笑顔で言うてくれる。天使。
キノコさんラッシュは終わりを告げ、
なにやら、大きなお鍋をテーブルに持ってくる、亮。
「重い！はやく新聞引いて！はやく！
おい丸！お前なんで新聞引いとけゆうたやろ！」
「忘れてた！ごめんごめん！」
慌てて皆で新聞引いて、亮が鍋をテーブルの中心に置いた。
「「筑前煮や！！」」
Aと声重なる。
筑前煮や！筑前煮や！
俺とAは、筑前煮が好きやねん。
てか煮物とかが好きやねん。
「Aちゃん、俺の横きて？」
大倉が、Aを誘う。
「うん！でも、すばるのキノコ食べるから、忠義くんがこっち来て？」
ほほう。
そう来たか。ww
右から、
ヤス→亮→大倉→A→俺→丸→ヨコ→ヒナ
で、
長〜い、大き〜いテーブルを皆で囲んで座る。
食べるときは、正座。
エイトハウスでのキマリ。
キノコさん。Aに美味しく頂かれてね。
「それではっ、」
食べる前の言葉は、俺が言う。
これも、エイトハウスのキマリ。
「いっただぁきまぁあ〜すっ！」
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なずぅぅぅ - ∞クラユイ∞さんの小説めっちゃキュンキュンします！これからも、連載ガンバッテください！ (2014年7月17日 21時) (
レス) id: 8150416b76 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - ありがとうございます！凄く嬉しいです！(^○^)まだまだ頑張ります(*^◯^*) (2014年1月29日 23時) (レス) id: 1c5c7fc78d (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - はじめまして！いつも楽しくドキドキキュンキュンしながら読ませていただいてます！これからも応援してます！ (2014年1月29日 23時) (レス) id: c6a301179f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2014年1月24日 1時
