事実。 ページ39
家にかえってきた、Aちゃんと、すばるくん。
そっから二人にしてくれて、
リビングには、俺ら二人だけ。
俺、ほんまに何なんやろう。
Aちゃんがな、泣いてるんは
きっと、俺が原因。
俺、、あの日
一月の始め、女の子と遊んだ。
理由は、ひつこく言われて、何かこう、
昔の俺が出てきたってゆうか、、
好きでもない、女の子、バイク乗せて。
そんとき、すれ違った。偶然。
歩道を歩く、Aちゃんと、
車道をバイクで走る、俺らと。
気のせいやっておもてたけど、俺気になって
気になって、気になって、しゃーなくて。
後悔した。
遊んだこと。
帰り道、いつのまにか、繋がれた手は
居心地悪くて、
可愛くて小さい、Aちゃんの手やなくて、
Aちゃんよりも、大きい手。
末端冷え性の、冷たい手やなくて、
最初からあったかくて。
柔らかい、手のひらやなくて、
ちょっと骨ばった手。
話は合うから、普通に盛り上がったりした。
けど手は離したかったし、
俺は繋いでないに等しかったのに、あの子が
離さんくて。
いきなり、
キスされて、
抵抗する、ゆうより、何が起きたんか
分からんかった。
俺、時間止まったみたいで、
グラグラ揺れる地面が、
脳裏に浮かぶ、Aちゃんのかわいい笑顔で、
ハッて気がついて
「そうゆうん、やめてくれる？
俺、そんなん、もう、したくないから。」
そう伝えて突き放したけど、
俺、なんかAちゃんにLINEも、しずらくて
澄んだ、Aちゃんに、どう接していいか分からんくて、
会いたくて。
会えたら、泣かせて。
なんも、出来ずに。
リビングの扉の前で、立ったまま、俯いて、
ソファーから、上半身だけをAちゃんに向けてる俺の顔を見ようとしやん、
Aちゃんに
何も言えずに、
「忠義くん。」
「………」
Aちゃんの顔見つめる。
「…さっきは、ごめん、な」
「なんで…」
なんで、俺が謝らせてんの？
Aちゃんは悪くないやん。
「…だって、」
黙ってソファーから立ち上がって、扉の前で立ったままの、Aちゃんのとこに行く。
Aちゃん、見下ろす。
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なずぅぅぅ - ∞クラユイ∞さんの小説めっちゃキュンキュンします！これからも、連載ガンバッテください！ (2014年7月17日 21時) (
レス) id: 8150416b76 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - ありがとうございます！凄く嬉しいです！(^○^)まだまだ頑張ります(*^◯^*) (2014年1月29日 23時) (レス) id: 1c5c7fc78d (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - はじめまして！いつも楽しくドキドキキュンキュンしながら読ませていただいてます！これからも応援してます！ (2014年1月29日 23時) (レス) id: c6a301179f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2014年1月24日 1時
