ココア。 ページ13
「た、忠義くん、
そんな、見やんといて、」
あー、なぁ。俺ほんま重症？
むっちゃドキドキしてんねん。なかなかAちゃんが取らんから。
「はやく取ってやあ。(ニヤ」
「…もうっ！」
照れからの、ヤケクソww
でも、取ってくれた。
「ありがと。……何か飲む？？」
「あ、うん」
「ココア好き？」
「あ、うん好きっ」
俺のこと好きって言われてるみたいに感じてもうて・・・
「Aちゃん、本間かわいいなぁ。
何かズルイわぁ、俺今めっちゃドキドキしてんねんで？」
告白したみたいな雰囲気。淹れたココアを渡して
「えーうそぉ笑」
って、ココアが入ったマグカップに顔を隠すように言う、Aちゃん。
「嘘とちゃうよ、本気やで？？俺Aちゃんが思ってるよりAちゃんのこと好きやねんから」
「ありがとー・・・っ」
俺から目を逸らして、マグカップ噛んでる
Aちゃん。
可愛いからいじめたくなって。
「目合わされへん位、俺のこと好きなんや」
俺、ニヤって笑って聞いた。
「そん、なんちゃうわ…」
って余計に目を逸らされてしまった。
素直やないね？誰に似たん？横山くん？
「ンハ、じゃあ俺の目みてぇや。ちゃんと俺のことみて？」
Aちゃんに顔を近付けて。
「ちょっ、近いからさー・・・？」
って右手でガードされるけど、
「近ないよ、近いってゆうのはチュウ出来る位の距離のことゆうねんで？？」
って言うて、Aちゃんのガードしてる右手を掴んだ。
ココア冷めたら美味しないな。
「…っ忠義くん、ココアっ」
次は、左手でガードした、Aちゃん。
「いいよ、別にココアはいつでも飲めるし。」
そうゆうて、Aちゃんの左手も掴んだ。
これでAちゃんは、右手と左手、使えへんくなった。
壁に追い詰めきった。
そーっと、だんだんだんだん、Aちゃんに顔を近付けていって。
「これが近いやで」
このまま
ほんまにキス、しそう。
けど、あかんっ。
なんとか理性保って。
「チューすると思った？」
ニヤって笑ったった。
Aちゃんから離れた。
「忠義くんっ、…」
「…ココア冷めてもうたな。」
「あ、ほんまやな…」
俺は、ココアを二人分淹れ直す。
あの時の、Aちゃんの唇の感触、思い出して
身体中熱くなった。
【おわり】
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なずぅぅぅ - ∞クラユイ∞さんの小説めっちゃキュンキュンします！これからも、連載ガンバッテください！ (2014年7月17日 21時) (
レス) id: 8150416b76 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - ありがとうございます！凄く嬉しいです！(^○^)まだまだ頑張ります(*^◯^*) (2014年1月29日 23時) (レス) id: 1c5c7fc78d (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - はじめまして！いつも楽しくドキドキキュンキュンしながら読ませていただいてます！これからも応援してます！ (2014年1月29日 23時) (レス) id: c6a301179f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2014年1月24日 1時
