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動揺したあたしの視線の先に目をやる田中くん。
その意味に気づいたようにふふっと笑った。
その笑いはどこか冷めていて。
なんだか、怖かった。









「…あ、あついねっ!」







誤魔化すようにそういうあたし。
田中くんは、じっとこっちを見ている。






「へー、あいつのこと好きなんだ」

「え?」






若干、馬鹿にしたような響き。
なんかむかつく。








「別に好きじゃないから」







冷たく言い返せば、ふーん、と田中くんは言った。









どことなく気まずい雰囲気が、あたしと田中くんを包んだ。









…この人、好きになれないな。

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設定タグ:佐野玲於 , 小森隼 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
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ゆー(プロフ) - 聖也さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。評価もコメントもお気に入りもしていただけたとは感無量です。とても励みになりました! (2017年4月18日 18時) (レス) id: 702de90130 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - もちろんwや///が悪いとは思いませんが、使い過ぎは表現が軽く見えてしまいますもんね汗 お気に入りも星も押させて頂きました!無理せずお書き下さいね(^O^) (2017年4月16日 20時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - 初めまして、聖也と申します。 wとか使わなかった事に、私ずっと気が付きませんでした笑 それだけ表現力があるのだと思うんです。最近の方はついついそういった表現に頼りがちですが、私はゆー様の様な表現の方が好きです(o^^o) むしろ素晴らしいと思います。 (2017年4月16日 20時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2017年4月9日 14時

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