Dream Chaser

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黄side






昨日から俺と照史と崇裕から離れない望。



大毅も何だかんだで甘えられるのが好きやから、ちょっと不満そうなのもまた笑える。







1日あけてもまだ俺らと一緒にいる望。


こんなに大毅の所に行かんのも不思議やなぁ。





橙「 なんかあったんかな 」


黄「 な、聞いてみるか？ 」





悩んだ末、崇裕に遊んで貰っている望に聞くことにした。





黄「 今日は大毅んのところ行かんでええの？ 」


桃「 うん... 」


橙「 どうしたん 」


桃「 だいきね、いそがしいんだって、 」






望の告白に照史と崇裕と顔を見合わせる。






黄「 忙しそうにしてるんか？ 」


橙「 いや、普通の仕事量やと思うねんけど...、 」


紫「 昨日も普通やったよな 」







忙しい時の大毅は、ほんまに自室から出てこんし、ご飯も数分でかき込んで自室に戻ったりする。


最近はバタバタしてるところも見てなかったから忙しくは無いと思っててんけど。






桃「 のぞむ、がいると...、じゃまやってっ...、」


黄「 待って待って、ほんまに大毅が言ったんか？ 」


桃「 うん....いわれた、 」


紫「 えぇ...？大毅が？ありえへんやろ 」







崇裕の言う通り、有り得へんとは思うけど、話は聞こうかな。



確かリビングで智洋たちといたはず。



そう思ってリビングに行けば大毅の姿は無くて、勉強してる智洋とゲームをしている流星の2人だけ。






黄「 あれ、大毅は？ 」


青「 部屋〜 」


緑「 仕事してくるって言ってたで 」


黄「 そうなんや...。てか流星、宿題やりや？ 」


青「 はいはーい 」






........絶対やらんやろ。笑


















橙「 どうやった？ 」


黄「 部屋で仕事してるらしい 」


紫「 やっぱり忙しいんか... 」







大毅は、部屋で仕事している時に入られるのを嫌う。



それも大毅らしい理由で、

集中力も途切れるし、頑張ってるところをあまり見られたくないらしい。




だから無闇に部屋に入ることは出来ない。






紫「 望、大毅と遊びたい？ 」


桃「 うんっ、でもじゃましたくない...、 」


紫「 大毅はそんなこと一切思ってへんよ。直接聞いてみようか？ 」


黄「 望を部屋に行かせるつもりか笑 」








まぁ望なら部屋入っても怒られへんと思うけど。笑






桃「 っ...だいき 」


橙「 あ、 」








行ってもうた。

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