21話 石川祐希side ページ22
石川「マーサさん！試合も終わったんで、早く話してくださいよ」
ポーランドとの試合が終わって、マサさんと約束していた件について練習で聞こうと
俺は朝から張り切っていた
柳田「祐希、朝から元気だな(笑」
と返されたので、逃げるの禁止なんて言いながら練習の準備をしていた
石川「マサさん、好きな人でもできたんですか？」
柳田「いや違う、ただジョギング中に目の前で転んだ女性がポーランド戦のチケット持ってて
バレーの生試合みるの初めてって言うから、観に来てくださいって言っただけ
そしたら、スクリーンに彼女の姿が映ってたから観に来てくれたんだって思った、そんだけ」
石川「へぇー、そんな事があったんっすね！」
割と、内容的にアッサリしてたからそんなことかって思ったんだけど
石川「話したんなら彼女はマサさんとぶつかったって気づいても反応薄めっすね、プリンスなのに(笑」
少しいじりを入れつつ、柳田将洋にその会話だけで帰る彼女もすげーって感心してたら
柳田「ああ、俺サングラスしてたから
向こうは俺とぶつかったって気づいてないと思う
それか、俺のこと知らないか(笑」
バレー観に行くのに、選手知らないって相当変な人だなって思いつつ
今日、俺ら龍神NIPPONが清涼飲料水の宣伝頼まれてた事を思い出した
石川「そう言えば！
マサさん、今日CM撮影のスナップ撮りらしいっすよ〜」
柳田「祐希、写真慣れたか？笑」
石川「プリンス柳田の力を僕にください」
柳田「バカにしてんだろ」
石川「イエイエ、コレッポッチモ オモッテマセンヨ」
柳田「完全に棒読みじゃねえか」
石川「」
柳田「」
石川 柳田 「笑笑」
俺とマサさんは顔を見合わせて大笑い
この時は、楽しいななんて思っていたけど
____まさか、マサさんと同じ人になるなんて
マサさんも俺も、きっと彼女も___誰も予想してなかっただろう
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栞を挟むまで(プロフ) - yumi06300658さん» コメントありがとうございます！これからゆったりになりますが更新しますので、最後までお付き合いいただけたらと思います。 (2019年12月24日 22時) (
レス) id: 641fd8dade (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - こんばんは、石川選手と柳田選手の三角関係続き気になります。新しいお話とても楽しみにしてます(*´∀`)♪ (2019年10月22日 0時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栞を挟むまで | 作成日時：2019年10月19日 1時
