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『ん...』



いつまで寝てしまったのだろうか

辺りは先程より静かで、薬が効いてきたのか重かった頭が少し軽くなった気がする


そして私のお腹に腕を回しているシルクの温もりのおかげか腹痛も治まっていた



撮影終わったのかな、ここまだマサイの家だっけ


そんなことを考えていると、布団の近くに置いてあった私のスマホが鳴る

手を伸ばして画面も確認せず、とりあえず「はい」と返事をすれば、聞き覚えのある声が耳を劈く



ダ「おいこの野郎!無理して電話に出るんじゃねえ!」

『...ダーマ?』

ダ「体調悪いなら寝てろよ」

『いや電話かけてきたのそっちだし...』

ダ「うるせえ!薬は飲んだんだろうな!」

『さっき飲んで今の今まで寝てたの』

ダ「モトキから聞いて急いで電話かけたわ」

『体はもうだいぶ良くなったよ』

ダ「っ俺の休憩時間返せ!」

『あ、そっか今日仕事か...』



いつも以上に噛み付いてくるダーマだけど、仕事の休憩時間を使ってまで連絡を入れてくれる彼は本当に昔から友達思いの優しい男だ


仕事の関係上動画に映ることは少ないけど、みんなにあれだけ愛される理由がなんとなくわかる



ダ「俺そろそろ戻んないとだから」

ダ「水分取って飯もしっかり食べること」

『はい』

ダ「野郎ばっかりだけど力はあるんだから頼れよ」

『わかった』

『次集まった時は絶対スマブラしようね』

ダ「あたりめーだ」




じゃあね、と通話を切ると、タイミングよくドアが開いてマサイが部屋に入ってきた

手にはおぼんに乗ったお粥で、優しい匂いと湯気でお腹がなった



マ「お腹すいてると思って」

『ありがと』

マ「あーんする?」

『...あーん』

マ「さっき誰と喋ってたの?さては独り言?」

『あ、ダーマから電話きた』

『出たら何故かめちゃくちゃ怒られた』

マ「ああ見えて心配性だかんな〜」



話をしながら暫くお粥を食べさせてもらっていると同じ布団で寝ていたシルクがモゾモゾと動き始める

昨日もルンルンで編集してたし、きっと寝れていなかったんだろう



シ「んー...」

『おはよ』

シ「A居なくて焦った...もう大丈夫なんか」

『うん、心配かけてごめんね』

シ「謝ることじゃねえよ」

マ「俺らその辛さわかんねえから、逆にごめんな」

シ「よし、今日のAの編集俺がする!」

マ「なっ、俺がすんだよ!」

『ごめん、今日の編集もう終わってる』

マ/シ「!?」




体は辛いけど、こんな日も悪くはないかな

終わり ログインすれば
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ゆうら(プロフ) - AYN98036518さん» コメントありがとうございます!なかなか東海作品の更新が出来ずすみません...ゆっくりにはなりますが、これからもどうぞよろしくお願いします! (2021年2月6日 1時) (レス) id: 553ab542b2 (このIDを非表示/違反報告)
AYN98036518(プロフ) - 更新ありがとうございます!!ゆっくり無理せずに作者さんのスピードで東海オンエアの作品も頑張って下さい!!!! (2021年2月1日 22時) (レス) id: 12406a430a (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - ゆうらさん» 礼儀正しい...素敵な方だぁ... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 348c6c7e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - 魔朝さん» コメントありがとうございます(^^)これからも精進致します! (2020年9月1日 19時) (レス) id: 553ab542b2 (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - こういうの好きぃ...や ぁ 、 ど う も 5 とか、関連1位じゃないですか!!!すごぉ... (2020年9月1日 17時) (レス) id: 348c6c7e3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうら | 作成日時:2020年8月31日 18時

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