-JM ページ47
MA「あ、ジミン！」
急いで受付に向かえばAヌナの姿はなくて、代わりにミアヌナが立っていた
ミアヌナはパン社長の秘書の1人で、会議ではよく書記係で顔を出している
Aヌナを本当の妹のように可愛がるA強火ペンの人、まあその逆も然りだけど
JM「ミアヌナ、Aヌナ知らない！？」
MA「え、Aと一緒じゃないの！？」
MA「ジミン探してくるからって、私に受付任せて走っていっちゃったわよ･･･」
MA「せっかくAに逢いに来たのに･･･
って、ジミン！？」
ヌナの話を聞き終わる前にまた走り出して、会場を一通りぐるっと見渡す
焦りから心臓がバクバクして、自分の鼓動の音しか聞こえない
立ち止まって遠くの方を見ていれば、後ろから走って近づいてくるヒールの音
伸びてきた手にやっと気づいて振り向いた瞬間、
『ジミナっっっ！』
突然横から突撃されるように抱きしめられて、その勢いのまま押し倒された
匂いと声ですぐにAヌナだと気づいて安心したのもつかぬ間、白い腕に触れると
『･･･っ、』
ヌナが短く声をあげて、長い引っかき傷のような跡からうっすら血が滲み出す
決して深くは無いけど、暫くは傷が･･･
「なんで！？なんで邪魔するの！？」
Aヌナの傷を見ていれば甲高い声で遮られて顔を上げる
この子、さっき僕に連絡先聞いてた･･･
「オッパ、ポケットの中の携帯早く出してよ！」
「その女がずっと私とオッパの邪魔するの！」
長いネイルが指さす方には、お尻のポケットから顔を出す携帯
ああ、また、
JM「僕を理由に、」
JM「僕のヌナを傷つけたの？」
女もそれまで正気じゃなかったのか、俺の言葉を聞いて腕に目線を落として顔を青くする
泣きながら「ジミンオッパのせいだよ！」と叫び始めてすぐ、かけつけた警備員に保護されていた
そうだよ、
元を辿ればこの子がこうなったのも、
あの時だって
全部
全部全部
僕の
『ジミンのせいじゃない』
JM「･･･っ」
僕の頬にひんやりしたAヌナの手が添えられて、
そこから目の前が真っ暗になった
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ゆうら(プロフ) - 夢見さん» 夢見様！なんて素敵な呼び名･･･！こちらこそいつもありがとうございます^^これからも不定期更新ですが、そのお言葉を糧に頑張りますね😭 (2022年8月25日 20時) (
レス) id: 233bc5b8b5 (このIDを非表示/違反報告)
夢見(プロフ) - 作者様のこと、勝手に定時オンニって呼んでます、、、更新ずっと待ってます😭😭😭応援してます😭 (2022年8月25日 0時) (レス) @page34 id: 91defeaf1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - おかゆさん» おかゆ様！コメントありがとうございます😭そう言っていただけて大変嬉しいです✨これからも不定期更新ですが物語をお楽しみくださいね^^ (2022年5月26日 23時) (レス) id: 233bc5b8b5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - お話を更新してくださってありがとうございます😭✨何周かするくらい、大好きなシリーズです💜 (2022年5月26日 15時) (レス) id: 851d6ff985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうら
| 作成日時：2022年4月5日 23時
