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昔から何かと巻き込まれ体質だった
人助けのつもりが、結局その人に誘拐されそうになったこともあるし
当時ジミンに付きまとっていた女に命を狙われたこともある
今のこの状況だって、初めてじゃない
だけど声をあげようにも、脳はパニックで上手く信号を送れないらしい
私が男だったら、って何回考えたことか
皆が助けに来てくれるかも、なんて淡い期待をしてる自分にイライラする
『･･･っ、もう！』
昔ナムに、何かあったら壊してでもいいから大きな音を立てろ、と教わったことを思い出して
もうどうにでもなれ、と思い切り足を蹴り出すと非常階段の扉にヒールが当たって思いのほか響く衝撃音
相手も私の突然の行動に驚いたのか、一瞬緩んだ手を振り切って廊下に飛び出した
会議室が並ぶここ一帯、クライアントもお昼休憩をとってるだろうしこの時間は使われることが少ない
私の抵抗も虚しく、追いかけてきた男に後ろから掴まれ身動きが取れなくなる
鼻と口を手のひらで抑えられて息が出来ない
言葉も上手く聞き取れなくて、意識がどんどんと遠のいていく
もう限界だ、と感じて目から涙が伝う
TH「みつけた」
耳元で声がして、気づいた時には体は解放され男の痛がる声が遠くから聞こえた
そして再び抱き締められれば、小麦色の肌と香水の匂いには覚えがあって、もっともっと涙が溢れ出す
『テヒョ、ン』
TH「よく頑張ったね」
「おい！俺のAヌナに触るな！」
TH「･･･
･･･は？」
虎のように喉を唸らせるような、聞いたこともないくらい低い声だった
TH「お前とは口聞かない」
TH「てかもう、口聞けないと思うし？」
「え･･･
ぐは･･･っ！？」
JK「っと、確保しましたー！」
JN「ジョングガ〜！ヒョンにもそのライダーキック教えてくれ〜！」
JM「JK〜！俺にも1発殴らせて♡」
YG「ソン、お前分かってんだろうなァ」
NJ「ヒョン蹴りすぎ、警察もそろそろ到着するからもう安心だよ」
HS「A大丈夫！？どこも怪我してない？」
7人の声を聞いて酷く安心して、テヒョンの胸に顔を埋めて子供みたいに泣いた
TH「大丈夫じゃないみたい！赤ちゃん返りしちゃった！」
JK「ヒョーン！僕もゴミ掃除したのでそこ変わってください！」
TH「嫌だねーだ」
いつもの、落ち着く低い声だ
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ゆうら(プロフ) - 夢見さん» 夢見様！なんて素敵な呼び名･･･！こちらこそいつもありがとうございます^^これからも不定期更新ですが、そのお言葉を糧に頑張りますね😭 (2022年8月25日 20時) (
レス) id: 233bc5b8b5 (このIDを非表示/違反報告)
夢見(プロフ) - 作者様のこと、勝手に定時オンニって呼んでます、、、更新ずっと待ってます😭😭😭応援してます😭 (2022年8月25日 0時) (レス) @page34 id: 91defeaf1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - おかゆさん» おかゆ様！コメントありがとうございます😭そう言っていただけて大変嬉しいです✨これからも不定期更新ですが物語をお楽しみくださいね^^ (2022年5月26日 23時) (レス) id: 233bc5b8b5 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ(プロフ) - お話を更新してくださってありがとうございます😭✨何周かするくらい、大好きなシリーズです💜 (2022年5月26日 15時) (レス) id: 851d6ff985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうら
| 作成日時：2022年4月5日 23時
