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『レトさん...この部屋って....』
未だ混乱している私は、わかっていながらもレトさんに問いかける。
レ「そうやで、俺の家の奥の部屋、あの時は危なかった、もう少しで見られるとこやった」
困ったちゃんやなあAは♡、と私の頭に触れようとする。
私が反射的にそれを避けると、にまっと笑っていた顔は一瞬にして消える。
レ「何で藤沢は触ってええのに、俺は触っちゃだめなん」
『そ、そういうつもりじゃ....』
レ「おい！！！！！！！なんでや！！！！！！！」
いつもなら有り得ない大声をあげ私の髪を掴む。
乱暴にベッドに叩きつけると、昔の事件のことがフラッシュバックして震えが止まらなくなった。
それを見てレトさんは笑顔を堪えるようにしてこちらを眺める。
あれ.....
この感覚.....
前にも味わった気が
レ「A.....もっと泣いてえや.....苦しい顔見せて.....」
乱暴に服を脱がせて、下着に手をかける。
『レトさん、やめて！！！！！！もうやめて！！！！！！』
レ「動くな黙っとけや」
ガンッ、と頭を殴られるとぐらっと意識が曖昧になる。
涙が止まらなくて、それを見て嬉しそうにするレトさん
もしかして、が
確信へと変わる
レ「そうやA、ココでするもの面白ないなあ、
2年前の続き、しよか」
よしよし、と私の口を塞いで車のキーを握りしめた。
2年前の事件
私のすべてを奪ったのは
レトさんだ
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フジside
牛沢の車に乗り込み香坂の家に向かった。
香坂の家に着くと、俺とキヨが降りて教えられた番号の部屋に入る。
フ「A！！！！！！！！」
運良く鍵が開いており、勢いよく部屋に入って奥へと進む
と、そこで目にしたのはAの姿ではなく、壁に貼られたたくさんの写真と、Aの私物らしきもの
キ「な、何だよこれ......」
フ「やっぱり香坂が......っ！！！A！！！返事してくれ！！！」
Aの名前を呼ぶも返答はない。
ふと床に散らばった俺の体操服と香水を眺める。
フ「............っ！！！！！！！
まさか！！！！！！！！！」
嫌な予感がして、
気づけばまた走っていた。
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まりな - 私の夢は、フジさんのハンカチです！ (2019年9月5日 21時) (
レス) id: 09dc9c6a8c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - みるきー?さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて大変嬉しいです(^^) (2018年3月26日 18時) (レス) id: b739ec569b (このIDを非表示/違反報告)
みるきー?(プロフ) - タイトルからは想像できないストーリで読み応えがありました！！面白かったです(*‘ω‘ *) (2018年3月9日 21時) (レス) id: 63ff100f1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうら(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！最後まで見てくださり嬉しいです(TT)続編考えときますね！ (2017年1月12日 15時) (レス) id: c0494db741 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - おもしろかったです! 続編お願いしますー 待ってます^^ (2017年1月11日 12時) (レス) id: a4ec5db92b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうら
| 作成日時：2016年5月12日 0時
