156話（会いたいpart6） ページ11
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次の日。
やっぱり予定よりちょっとだけ早めに収録が終わった。
共演者さんにご飯誘われたけど、真っ直ぐ帰れって言われたし断っちゃった。
「家まで送ってくれる感じですか？」
マネ「僕は用事あるんで、駐車場まで行っててもらってもいいですか？」
「？はーい」
用事あるのに駐車場行くの？
終わったら向かうから待ってろってこと？
あ、タクシーかも。
やけにニコニコしてるマネージャーさんに何も聞かず、私は言うことを聞くことにした。
「お疲れ様でーす！」
警備員「お疲れ様です！」
どこら辺で待ってたらわかりやすいんだろ？
できれば警備員さんの近くは気まずいから嫌だな〜。笑
そんなことを考えていると、急に名前を呼ばれる。
大「A！こっち！」
声がする方を見ると、そこにいたのは大毅だった。
は、え？ なんで？？
とりあえず大毅の車に乗り込み、家に向かうことにした。
「…で？」
大「実は今日オフになってん。せやから迎えに行ってサプライズしたろ〜って思って。笑」
「驚いた？」ってニヤニヤしながら聞いてくる大毅は凄く楽しそう。
イタズラ好きだもんなー。笑
「驚いたに決まってんじゃん。笑
…でも、嬉しかったよ」
せっかく久々に会えたから素直に伝える。
大「この後何もないんやろ？ ちゅーわけでAん家な」
「お腹すいたから何か作って」
大「お前が作れや。笑 てかもー面倒いから一緒に住まへん？笑」
目をぱちくりさせて大毅のことを見る。
運転してるからイマイチ表情は見えないけど、割と本気っぽい？
「…合鍵からね」
大「ふはっ、真面目ちゃんやなー。笑」
ハンドルから片手を離して私の頭を撫でる。
大「ええよ。Aのペースに合わせたるから、決心できたら教えてな？」
世間一般のカップルより色々遅いのはわかってる。
それを許してくれてる大毅に甘えてるのも。
でも普通のカップルとは違うわけだし、まだもうちょっとだけ甘えちゃおうかな。
それでいつか、私の方から「一緒に住みたい」って伝えよう。
とりあえず大毅より先に合鍵渡そーっと。
end
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#かみしげジャスみん - 移行おめでとうございます！ 【4】でも頑張ってください！ 応援してます！！ (2018年3月18日 21時) (
レス) id: fcaad9b65f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu | 作成日時：2018年3月14日 22時
