43話 ページ43
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西畑「今回のテーマはこちら！ “女の子らしさ”」
藤原「俺ゲスト知ってんねんけど、絶対向いてないで」
大西「え、なんで丈くん知ってるんですか？」
藤原「アイツあほやから普通に廊下歩いててん」
西畑「とりあえず呼びましょか。笑 ゲストはこの方！」
スタジオの隅から顔を出すと、気付いたお客さんが歓声を上げてくれる。
でも出ていってあげない。
はよこい、って言われてもそのままお客さんに手を振るだけ。
西畑「ほらー丈くんのせいで拗ねたやないですか」
藤原「俺のせいなんこれ！？」
道「Aちゃん来てくださいよぉー」
『だって私向いてないもん』
ぷいっ、とわざとらしくそっぽを向くとお客さんから「可愛い」って言ってもらえる。
今のところ、みんな私の味方らしい。
丈「はい」
ぐいぐい押されて訳もわからずきょどっている誠也くんと、後は任せたと言わんばかりにおすまし顔の丈くん。
もちろん彼はいつものごとく丈くんに噛みついていた。
末「はぁ！？」
藤原「Aと言えば末澤やろ」
末「俺にどうしろっちゅーねん……」
渋々、といった様子で口元に手を当てた彼が近付いてくる。
……昨日のことがあったからまだちょっぴり恥ずかしい。
顔を見ると、たくさんの「可愛い」を思い出して胸がむずむずしてしまう。
それに、ほら。
末「えーっと機嫌直してや」
『いくら誠也くんのお願いでも聞けない』
末「俺今日会えるのめっちゃ楽しみにしてたんやけどなぁ」
『う、』
末「A、はよこっちおいで」
こんなに私を喜ばせるのが上手な誠也くんが悪いと思う。
大好きな人に呼ばれた私の足は、気付けば自然と動き出していた。
藤原「ほれみ、やっぱ末澤出せばすぐ来たやん」
『今日の企画、丈くん集中砲火だからね』
藤原「すみませんでしたA様」
『良きに計らえ』
お互いにふざけた返しをして、顔を見合わせ笑う。
お客さんもばっちり笑ってくれたし掴みはおっけー。
……どこまで使われるかわかんないけど。笑
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ゆの(プロフ) - oshige127さん» 何回も読んでもらえるの嬉しいです😊 デレ期到来…ですかね♡ 甘々な2人の関係を乞うご期待です！ (2022年11月24日 21時) (
レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
oshige127(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいてます！なんなら何回も読み返してます！最近の末くんのデレデレ具合はなんなんですか〜（笑）一生のお願い真剣に考えます！笑 (2022年11月24日 10時) (レス) id: c6522ef373 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» ぜひ何回でも！毎回とっても嬉しいです♡ (2022年10月14日 2時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - 何回もコメントすみません！めっちゃわかります焦ったい感じがたまらないんですよね楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 13時) (レス) id: 050b62ae5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» 第三者目線だと「はよくっつけや！！」ですが当人たちには全く伝わっていない感じが好きでして。笑 もうしばらく皆さまにはもだもだしてもらいます。笑 コメントありがとうございました！ (2022年10月13日 3時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの | 作成日時：2022年7月17日 2時
