28話 ページ28
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佐「えー！ 今日来るなんて聞いてないっすよ！！」
末「てかむしろ日程厳しくてどこも行けへんってゆーてたやんか」
福「めっちゃくちゃうれしー！」
ほんとに嬉しそうに、にこにこ笑顔で輝いてくれると、こっちまで嬉しくなっちゃう。
『名古屋でロケしてから速攻見にきたー！』
私の発言にどよめく会場。
驚愕、といった空気に包み込まれ、なんだか居た堪れない。
小島「ほんまに、めっちゃアホなんー？」
『おいこら調子のんなー！！』
どっちが先輩かわからないようなやりとりに皆が笑ってくれ、身体の奥の方からわくわくとした気持ちが込み上げてくる。
私もライブがやりたくて仕方ない、そんな感覚。
小「Aちゃん声でっか」
正「喉痛くなっちゃうし、こっちおいで〜」
佐「誰がお迎えいくかじゃんけんしましょっ！」
握り拳を前に出し準備万端な彼ら。
これはもうステージに立つ選択肢しかないらしい。
半ば諦めモードでやりとりを見守っていると、円になろうとした6人の中でただ1人、颯爽とステージ脇の階段を降りてくる。
『あれ、』
末「お姫様のお迎えは、そりゃ俺やろ」
『なにそれ。怒られるよー？笑』
末「あいつらにはあげへん」
ふざけているようで強い口調に、ドキッとした。
「抜け駆けやー！」「おいしいとこどり！」「ちびー！」「ナルシストー！」だなんて、もはや関係ない悪口も飛び交っているけど、彼は楽しそうに私の手を引く。
小島「お、ちゃんとグッズつけてくれとるやん」
佐「けどシールはせーやくんだけや……」
末「ええやろ」
佐「ドヤ顔するんやめぇ！！」
『……えへ』
ほんっとうちに負けないぐらい騒がしいな。笑
怒った後にしゅんと肩を下げた晶哉が可愛くてついつい頭を撫でると、今度は嬉しそうに目を細めて顔を上げる。
大型犬みたい。笑
佐「見て、Aちゃんの可愛いポイント。俺の頭撫でるために背伸びしてくれてんの」
福「ほんっまかわいい」
小「狙ってるん？」
『身長差考えろあほ』
正「もしもーし。そろそろ自己紹介してもらってもええですかー？」
草「A来ると年下組の勢いがやばいなぁ」
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ゆの(プロフ) - oshige127さん» 何回も読んでもらえるの嬉しいです😊 デレ期到来…ですかね♡ 甘々な2人の関係を乞うご期待です！ (2022年11月24日 21時) (
レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
oshige127(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいてます！なんなら何回も読み返してます！最近の末くんのデレデレ具合はなんなんですか〜（笑）一生のお願い真剣に考えます！笑 (2022年11月24日 10時) (レス) id: c6522ef373 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» ぜひ何回でも！毎回とっても嬉しいです♡ (2022年10月14日 2時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - 何回もコメントすみません！めっちゃわかります焦ったい感じがたまらないんですよね楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 13時) (レス) id: 050b62ae5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» 第三者目線だと「はよくっつけや！！」ですが当人たちには全く伝わっていない感じが好きでして。笑 もうしばらく皆さまにはもだもだしてもらいます。笑 コメントありがとうございました！ (2022年10月13日 3時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの | 作成日時：2022年7月17日 2時
