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０４９． ページ49
涼「俺ら限界なんだよ、伊野ちゃんが苦しんでる姿見るの」
慧「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
大「その手、止めて」
侑「伊野ちゃん！」
慧「・・・っ、分かるわけないよね。苦しんでない皆は。優しい言葉掛けて、心配するフリして。本当は皆、俺のこと邪魔だったんじゃないの？
心の中では、笑ってんじゃないの？上辺の笑顔なんか、要らねえんだよっ！！！」
パンっ
涼「上辺の笑顔なんかじゃない！心の中で笑う？仲間がこんなに、苦しんでんのに？
笑う訳ねえじゃん！
大切な仲間で、家族同然の存在なのに！
なんで・・・そんな事言うんだよ！」
慧「・・・・・」
涼「生きたくても生きられない人だって、沢山いるんだから。
今を大切に生きようよ・・・」
ギュウ
涼「叩いちゃってごめんね・・・？」
慧「・・・ふええ((泣」
背中をポンポンと、叩く。
慧「俺の方こそ、ごめんなさい・・・っ」
ガチャ
圭「怖くて、入るの躊躇ったよ・・・」
慧涼「ごめんなさい・・・」
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伊野尾慧
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作者名：いのゆとlove | 作成日時：2015年1月5日 10時
