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０３９． ページ39
慧「はあ・・っ、はあ・・っ」
光「伊野ちゃん？！」
２人が帰ってしばらくした頃、伊野ちゃんが荒い息をたて始めた。
慧「光…っ、ここに・・・いて・・ッ」
ナースコールで、医者と看護師を呼ぼうとすると、伊野ちゃんが俺の服の袖を引っ張ってきた。
光「伊野ちゃん、無理して喋んなくていいからね」
慧「ぅん・・・・」
伊野ちゃんを起こして、抱きしめると髪の毛が落ちていた。
光「伊野ちゃん…」
慧「おれ・・・恐い・・・・・・・・っ」
伊野ちゃんの目から、一滴二滴と、涙が流れた。
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伊野尾慧
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作者名：いのゆとlove | 作成日時：2015年1月5日 10時
