How much Love ・・・？【８】 (ページ7)

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３５７似合うページ7

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・・・本当に着てる。

オッパのお店の、
あのマシソヨTシャツ・・・。

あんなヘンテコな(失礼)マシソヨTシャツでも
モデルが良かったら
カッコよく見えたりするもんなんだー。

ちょっと感心しちゃう。

・・・・・。

『Aひっさしぶりィ！
さ、いらっしゃーい。どーぞッ。』

明るくそう答える
例のTシャツを着たジュンスが
隠れ家の扉を開け、

私に向かって手を振っている。

『あ、うん。

・・・みんなは？』

『中にいるよォ。

あとー、今日のメニューはねー。
韓国風すき焼きだよー？うははん♪』

ジュンスはそう言って私の手を取り、
この前ユチョンに連れられて来た時と同じ様に、
厨房の扉を開けて中に入って行く。

厨房に入ると・・・中にいた人影が、
ボソボソと何かを真剣に
話している声が聞こえて来た。

『いい？ユチョン。

ボラの父親が、
だいたいなんて言ったか。

お前が言わなくてもだいたい
分かってるから。

・・・コンサートが始まるまでは
言う事聞くしかない。

残念だけど、
・・・俺達にはボラの父親と
争うチカラは無いから。』

『そうスよね・・・。』

・・・ユチョンと、ユノかな？

目が慣れてきて、
厨房の奥の人影が
ユチョンとユノだと分かると、

私はジュンスから離れて
その２つの人影に近付いた。

黙り込むユチョン向かって、
ユノが話を続けている。

・・・・・。

『終わったら、おまえは暫く・・・
何処かに身を隠せ。

ほとぼりが冷めたら、
ちゃんと呼び戻してやるから。』

『俺・・・辞めたっていいよ。』

『大丈夫だから！

・・・コンサートが成功したら。
ちゃんと帰って来れるよ、ユチョン。

そのまま権力を盾に理不尽な事されて、
お前が居なくなるなんて。

俺達も、お前のファンだって
黙ってられないだろ。

世間にこの事が知れ渡れば、
世論を動かすことが出来るから。』

『・・・え、何？？』

話している内容に驚いて
つい声を出してしまって、

２人が私の声に気が付いて、
振り返った。

２人共やっぱり、
あのマシソヨTシャツを着てて。

そして・・・やっぱり似合ってる。

『・・・A。』

目を見開き私を見るユチョンに向かって、
私はこう言った。

『何の話？

ちゃんと私にも、
説明して欲しいんだけど。』

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