How much Love ・・・？【８】 (ページ21)

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３７１勝手なページ21

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『とも、だ・・・ち？』

呆然として聞き返すと
Aは俺を見てコクン、と頷いた。

『オッパのお店には、
お客さんとして
変わらず来て欲しい。

ユチョンが来たら・・・オッパが喜ぶから。』

『俺を、利用するの？』

『・・・ユチョン。』

『客寄せの為に、
パク・ユチョンの名前が欲しいの？

俺が・・・芸能人だから？

リスクがあるから別れて、
名前だけ利用するって。

それ、そう言ってんじゃん。』

『・・・・・。』

下唇を噛み、
困った様に眉間に皺を寄せ
俺を見つめているA。

『なんだよ、ソレ。
なんなんだよ・・・。

どいつもこいつも。

・・・俺の気持ちは、
どうでもいいのかよ？』

溜息をつき、ひたいに手をやった。

『ユチョン。』

呼び掛けているAから離れ、
部屋の中を歩いて
リビングのソファーまで行くと、

・・・ストン、とソファーに腰を落とした。

頭が、混乱して・・・。

『ユチョンを利用してるって言われたら
そうかもしれない。

私・・・オッパには
本当に感謝してて、

オッパを悲しませること
私はしたくないから。

だから、
友達に戻ってくれたら。』

『・・・は。勝手な言い分スね。』

鼻で笑いながらそう言い返すと、
Aの顔が困った様に歪んで、

下を向いてしまった。

そのまま、話し出すのを躊躇するように
沈黙が暫く続いた後で、

『ユチョン・・・私は
まだ・・・。』

涙目の顔を上げ、
俺に向かってこう言った。

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