How much Love ・・・？【８】 (ページ11)

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『あー美味しかったぁ・・・。

ジェジュンって、ホントにお料理上手だよね？

ああ、お腹いっぱい・・・。』

私が苦しそうにはぁーっと息をしながら
肩を下ろすと、

それを見た隣に座っているジェジュンが、
嬉しそうに笑ってこう言った。

『Aはぁ、おっれが知ってる
女のコ達と違って
半分残したりしないから。

・・・あっは。

おっれはぁすっげ嬉しいぃーな～。

ちょー作り甲斐あるなぁ～。』

『え、残すなんて勿体無いよ。

次にこんな美味しいものが、
いつ食べられるかわかんないのに！』

驚いてそう言い返すと、
眉毛を下げながらジェジュンが笑う。

『モデルや女優や、
歌手やってるコ達はさ

・・・体重管理しなきゃ
いっけないからねぇ～。

まぁ好きな美味しいもの、いっつも
残さなきゃいっけないってゆーのも。

女のコだからぁ。

おっれたちみたいな男よりも結構・・・
ツラいよきっと。

でも、仕事だからしっかたない。』

『・・・・・。』

そう言うものなのかぁ。

美を保つの為に残すのが
いいこと？

立場が違うと
考え方も違うって事か。

・・・・・。

黙ったままジェジュンを見返した私に、
ジェジュンが・・・ふふふ、と笑って言った。

『A、
素直にさ、たくさん食べて美味しいって
言えるっていいね？

彼女達から見たら
きっと羨ましい事だと思うよ？

またたぁっくさん、おっれの手料理、
美味しいって言って、食べてね？』

『うん。・・・あ。』

ジェジュンにそう言われて、
はっと気がついた。

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