６９ 有能 ページ19
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「短期間で成果を出さないといけないから
少し大変かもしれませんね。
筋肉がついたとしても
硬いだけじゃダメだと思います。
じゃ、A。
頑張って柔らかい筋肉を
目指しましょう。
俺に任せて。」
トレーニングに付き合うと
宣言したあの日。
私ににっこり笑ってそう言うと、
チャンミンは自分が考えたプログラムで
私を指導し始めた。
そして、チャンミンの指導の元、
トレーニングが始まると私は思った。
そうだ。
チャンミンのうちには、
自宅用のトレーニングマシンがある。
一台であらゆる部位を
鍛えることが出来るという
画期的なトレーニングマシン。
それを使って、
鍛えてるチャンミンを見ては、
『はぁヤバイ・・・キュンってなった。』
チャンミンの素晴らしい背筋に見とれて
冗談ぽくそう言うと、
『後でもっと
キュンってさせてあげますよ。』
トレーニングの手を止めず
息を吐き出しながら、
笑ってそう答えるチャンミン。
あの時は他人事だと思って
暫く背後から見たりしてたけど。
そうだった。
あれだけ自分に厳しいって事は、
チャンミンは・・・。
「鬼トレーナーだ・・・。」
息を切らしヒィヒィ言いながら
チャンミンの考えたプログラムをこなす
私に向かって、
「成果が出なかったら、
なんとでも言って下さい。」
鬼畜顔で笑うチャンミン・・・。
でも、最初の方こそ
しんどくて恨んだりもしてだけど。
チャンミンのトレーニング指導が始まって
２週間経った今では、
自分のカラダが明らかに
変わって来ていて驚く。
・・・引き締まって来たし、
チャンミンが言っていた、
筋肉にしなやかさがある様な気がする。
有能なトレーナーなんだチャンミンは。
・・・・・。
筋肉痛もあった最初の方と比べて、
カラダもだいぶ慣れて来た。
そう思いながら
モデル事務所の中を、
腕をマッサージしながら歩いていたら、
突然、
背後から女の子に呼び止められた。
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ゆうたろう(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうこざいます＾＾更新ぼちぼちですが、また読んでやって下さい。チャンミン彼女には甘々なイメージありますよねぇ。フフフ… (2019年2月23日 8時) (
レス) id: 2bba9131ef (このIDを非表示/違反報告)
かな - ときどきやってきて、読ませてもらっています。チャンミンにキュンっ (2019年2月20日 23時) (レス) id: e04eb6e781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2019年1月19日 0時
