６３ ジム ページ13
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「ええ、それ、本当？」
トレーニングマシンの隣から
驚いたジュンスが顔を出している。
「ンッ・・・本当、だよ、フッ・・・！」
両腕を引き上げながら
答える私に向かって、
「えー、マジで？
でもぉ・・・ちょっとそれ、
いくら兄妹でも、
普通そこまで口出しするぅ？？
Aは、もういいオトナだよぉ？」
マシンから完全に手を離したジュンスが
そう聞いてきて、
「・・・・・。」
答えずに黙って
トレーニングを続けている私を、
怪訝そうにじーっと見ている。
今、私とジュンスが2人でいる場所は
ユノさんの会社から近い場所にある
24時間会員制のトレーニングクラブ・・・。
モデルをやり始めて
かれこれ10年目の私。
実は・・・
本格的にジムには
通った事が無かった。
私は、見事なまでに筋力が無く、
ただただ細いだけの
そんなカラダを維持していた。
小さい時からいわゆる
マッチ棒のような体型で、
女の子らしい丸みが足りない。
・・・太りやすくはないのは
親に感謝しなきゃ。
だけど、グラビアをやるには
とても貧相な現在の私。
・・・・このままじゃ駄目だ。
そう思い立ち、
筋トレも毎日欠かさずして、
体力をつける事にした。
目標として、今私が
やらなきゃいけない事は、
一年の契約期間中の体型維持。
「事務所から撮影までの3週間で
筋力をつけつつ、
体重はあとマイナス３キロ
落とす事って言われてて。
だから、ジムとか通おうかなって。」
私がジムを探している事を
ジュンスに相談すると、
「え！僕、筋トレが趣味だからー。
良かったら、会社の近くにある
トレーニングクラブ紹介しようか？
僕、付き合うよ？」
そう言って快く教えてくれたジュンスに
たまに付き合って貰いながら、
このトレーニングクラブに通い始めた。
通っている間に、飾らない性格のジュンスと
私はすぐに打ち解けた。
そして、時間が合えばジュンスと一緒に、
このジムで鍛える日々を過ごしていた。
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ゆうたろう(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうこざいます＾＾更新ぼちぼちですが、また読んでやって下さい。チャンミン彼女には甘々なイメージありますよねぇ。フフフ… (2019年2月23日 8時) (
レス) id: 2bba9131ef (このIDを非表示/違反報告)
かな - ときどきやってきて、読ませてもらっています。チャンミンにキュンっ (2019年2月20日 23時) (レス) id: e04eb6e781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2019年1月19日 0時
