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「チャンミンとこの前、ショールームに来た、
えっと・・・。」
「Aです。」
チャンミンがジュンスさんに向かってそう言うと、
ああ！と大きく頷いて
「えっと・・・ヒョン？」
説明を求めるように、ジュンスさんは
ユノさんを見ている。
「彼女と契約する事になったから。
ブランドのイメージモデルとして。」
「え！モデル？？
そうだったのかぁ・・・。
え、でもそれって・・・
チャンミンと知り合いってのは？」
驚いたジュンスさんが私とチャンミンを交互に見る。
それを見て、ユノさんが
言葉を濁しながら答えた。
「まぁ・・まず、2人が知り合って。
男女の、そうなって、まぁそう言う事だ。
社内の他の人間には
伏せておきたい。
・・・分かるだろ？」
「はぁー。
なるほどぉ。ふぅーん・・・。」
最初は驚いていたジュンスさんが、
次第に声がはっきりとして来て、
「チャンミンと、そう言う・・・へぇ。
やっぱそうかー。
にゃは、なんか、変だと思ったし。」
チャンミンを見ながらにやにやし始めた。
「な、なんですか・・・その顔。」
言い返すチャンミン。
「え？いやぁ・・・だってさぁ。
だいたい分かるよ僕、友達だから。
チャンミンがAさんと一緒にいる時、
ツンを抑えてる感じ？したからぁ
珍しいなぁと思ったし？」
「ツンを抑えてる感じ・・・。」
呟きながら隣に立っている
チャンミンを見上げると、
「ジュンスは、たまに
そう言う感が冴えますよね・・・。」
口に手の甲を当てながら
ぶつぶつと呟いている。
それを見てまたにゃは、と笑うジュンスさん。
「・・・で、社内で僕だけが
この事は知ってるって訳？」
「そうなんだ。ジュンス。だから内密にな。」
答えるユノさん。
「了解・・・じゃ、
えーとぉ、Aさん？」
「は、ハイ？」
急に名前を呼ばれ、
顔を上げジュンスさんを見返す。
「なんか分かんない事あったら、
僕に聞いて。
一応、チーフコーディネーターって
肩書きがあるから、
ひと通り会社の事も
コンセプトも、説明はできる。」
「えっ。」
驚く私を見て、
「あー、なるほど！そうですね、
ヒョン、ジュンスにお願いしたら？」
「そうだな・・・適任かもな。」
ユノさんとチャンミンが頷いている横で、
ジュンスさんが私に向かって
手を差し出した。
「改めてよろしく。
・・・あ、ジュンスでいいよ？」
「よろしくお願いします・・・！」
私は差し出されたその手を握って、
頭をぺこ、と下げた。
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ゆうたろう(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうこざいます＾＾更新ぼちぼちですが、また読んでやって下さい。チャンミン彼女には甘々なイメージありますよねぇ。フフフ… (2019年2月23日 8時) (
レス) id: 2bba9131ef (このIDを非表示/違反報告)
かな - ときどきやってきて、読ませてもらっています。チャンミンにキュンっ (2019年2月20日 23時) (レス) id: e04eb6e781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2019年1月19日 0時
