５３ 1番大事な事 ページ3
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「どこ？
どこってのは。
えっと・・・言われたら、そこに
キスしてくる訳？え？」
「さあ。」
ぐいっと顔を近づけると、
「どうかな？して欲しいです？」
とぼけた顔をするチャンミン。
「え・・・。」
少し動揺すると、
また頬っぺたにキスして来て。
「もっと・・・違う所に欲しい？」
そう言うと、
今度は少し、
意地悪そうな顔をした。
「む・・・。」
素直に頷くのがちょっと悔しくて。
絶対に顔には出ちゃってるとは思うけど。
意地になり黙っている私を見て、
ぷっと吹き出して笑うチャンミン。
「・・・素直じゃないな。」
そう呟くと、
私の左の頬、そして瞼の上、
それから、反対側の瞼・・・。
順番に唇を軽く押し付けるチャンミンから、
・・・・ちゅ。ちゅ。って音がして。
されるがまま、目を閉じてしまう私。
「なんか、くすぐったい。」
「・・・我慢して。
いいですか？Aは可愛いし。
本当に綺麗だし。」
ちゅ。・・・次は鼻の頭に、キス。
つぎは・・・
ドキドキドキドキ・・・。
期待して目を閉じて待っている私。
「・・・・・・。」
あれ？
次、なかなか来ないな・・・？
そう思い始めた頃、
チャンミンが呟いた。
「ハハ、A、されるがまま・・・。
ちょっとこれ・・・ヤバいな。
ずっとこうして
素直に目を閉じてる顔を
見て居たくなりますね。」
「チャンミンって意地悪だね。」
眉間に皺を作り、睨む私。
「やぁー次何処がいいかな？」
そんな私を全く気にも止めずに、
むしろ嬉しそうに笑っているチャンミン。
「もぅ・・・。」
子供みたいなチャンミンに少し呆れて、
チャンミンから
カラダを離そうとした途端、
「・・・何より1番、
イメージモデルやる上で、1番大事な事は、
俺がAを好きだって事ですよ。」
「あ。」
グイッ。
カラダを捕まえられて。
・・・素早く、唇が重なる。
「・・・・・。」
そして暫くして私の唇から
唇をゆっくりと離すと、
「・・・大事な事です。」
・・・チャンミンが、そう言って笑った。
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ゆうたろう(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうこざいます＾＾更新ぼちぼちですが、また読んでやって下さい。チャンミン彼女には甘々なイメージありますよねぇ。フフフ… (2019年2月23日 8時) (
レス) id: 2bba9131ef (このIDを非表示/違反報告)
かな - ときどきやってきて、読ませてもらっています。チャンミンにキュンっ (2019年2月20日 23時) (レス) id: e04eb6e781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2019年1月19日 0時
