４２ 質問 ページ42
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「ハイ？」
ユチョンに名前を呼ばれ、
返事をするチャンミン。
そのチャンミンの顔をじーっと見てから、
ユチョンがゆっくりと話し出した。
「見た感じモテそうな感じスよね？
可愛くていいコ、
大人の・・・素敵な女性もさ、
周りにいっぱいいるでしょ？」
「まぁ・・・そうですね。
否定はしません。」
真顔でそう答えたチャンミンに向かって、
ユチョンが顔を近づけ話を続ける。
「モテるっしょ？自分。」
「人並みには。」
「むは、そっスよねー？
そんな恵まれてるチャンミン君が、
え？なんでって、
これ俺の個人的な疑問ね。
うちの妹のどこら辺が良くて？」
「どこら辺、ですか。」
「ちょっとユチョン。」
ムッとしてつい口を挟む私を無視し、
話を続けるユチョン。
「いやーだってね？
このコ、アレすよ？
知ってると思うけど
・・・30越しても未だに
駅で転けたりするんスから。
おっちょこちょいも
若い時は可愛いで済むかもだけどさ？
正直、ヤバくない？」
そこまで言うと、
ユチョンが私の頭を片手で
自分の方に引き寄せた。
「それからこのコ、
ピンチになるとお兄ちゃんに
電話してくんの。
彼氏より、お兄ちゃん。
そう言うところあるから。
どう？引かない？大丈夫？？」
「・・・ちょ、ユチョン、
言い方・・・。」
そう言いながら、
ユチョンの顔をぐいっと押し返す私。
「ヤバイですか・・・Aは。」
私とユチョンのやり取りを
見ていたチャンミンが聞き返す。
「じゃない？」
「うーん・・・ヤバイかぁ。」
考えるように眉間に皺を作って
下を向くチャンミン・・・。
え、ちょっと待って待って。
この流れだと、
付き合うのやめますとか
言いださない？
いや、やめてよーもう。
ユチョンのばかー。
・・・なんて答えるんだろ。
ドキドキハラハラしながら
考えるチャンミンを見ていたら、
突然、チャンミンがパッと顔を上げ、
目を見開いてこう言った。
「じゃ、やめましょうか。」
「は？？？？」
カッとなって怒った様な声で
そう言ってしまった私の隣で、
「・・・なんて？」
ユチョンがちょっと驚いた声を出し、
そしてちょっと笑っている。
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ゆうたろう(プロフ) - ほし☆いちさん» ほしさんーそうなのです、久しぶり過ぎて書き方分からなかったです。細々と始めたのでまたよろしくお願いします^ ^名前だけ登場してるユチョン、そろそろ出て貰いたいですな！書くの楽しみですー。 (2018年12月9日 21時) (
レス) id: 6f7a020556 (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - 新作ありがとうございます〜♪今日やっとゆっくり覗きに来れました(笑)ユチョさんまだ出てこないけど立ち位置めっちゃ気になってます(笑) (2018年12月9日 15時) (レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2018年12月5日 10時
